5話 ページ5
「なるちゃん、あの先輩って___」
そう言いかけた瞬間、レッスン室のドアが勢いよく開かれる。
「失礼いたします……って、あれ？そちらの方は、先輩方のお知り合いですか？」
見たところ、Knightsのメンバーなんだろう。赤い上履き……ということは一年生か。言葉遣いが丁寧な子だなぁ。
ていうか、いきなり知らない先輩、それも女が自分達が予約していたレッスン室に佇んでいたら、疑問を抱くのも仕方ないよね。
「そう、くまくんと一緒に来たソイツはどこの誰なの？とっとと説明してよ、くまくん。なるくんとも親しげだしさぁ？」
もしかして凛月くん、私が今日Knightsのプロデュースを担当することを他のメンバーに言ってなかったのかな。でも、今から自己紹介して失礼がなければ、普通にプロデュースができるはず。
「俺とナッちゃんと同じクラスの、A。」
『えっと……初めまして。今日はKnightsのプロデュースをさせていただきます、よろしくお願いします。』
失礼は無かったよね、大丈夫……ああ、やっぱりちょっと緊張する。
「Aさんですね、こちらこそ本日はよろしくお願いします。朱桜司と申します。」
「ふ〜ん……まぁ、よろしくね。俺は瀬名泉。」
大丈夫だった、良かった。朱桜くんと瀬名先輩。覚えておかなくちゃ。
「それじゃあ、『王さま』はまだ来てないけど。Aちゃんを待たせるのも悪いし、このままレッスンしちゃう？」
「あいつは気まぐれだからねぇ。またどっかで作曲でもしてるんでしょ。」
いよいよプロデュース、か。『王さま』は誰なのか少し気になるけど、とりあえずは始められそう。
「……ふぁあ、ふ♪」
凛月くんがあくびをしているけど、流石にレッスン中は起きてるよね。まさか、レッスンしながら寝たりしないよね……？
＊
＊
こんにちは。まだ作って間もないこの作品、お気に入り登録などもかなりいただいていてとても嬉しいです。
そんな中、ただでさえ更新ペースがまったりなのに大変申し訳ないのですが、これからもっと更新ペースが落ちると思います。
何故かというと、皆様イベント予告ご覧になられましたか？
零さんと晃牙が星5のUNDEAD箱イベですよね。当方、晃牙推しあんでPでして。次イベは勿論走ることと、リアルの事情が重なって時間がかなり削られます。
たまにイベントの息抜きでちまちま書いていくので、本格的な更新はイベントが終わるまで待っていてくださいませ。
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海希 - とても面白くてニヤニヤがとまりません！！更新頑張って下さい！！ (2018年4月30日 22時) (
レス) id: 426add2276 (このIDを非表示/違反報告)
さばのみそにゅ(プロフ) - 凛希さん» ありがとうございます、そう言っていただけてすっごく嬉しいです…！途中で投げ出さないように更新頑張ります！ (2018年3月25日 18時) (レス) id: 19489b3d3e (このIDを非表示/違反報告)
凛希 - とても面白いです！続きがとても気になります！更新頑張ってください (2018年3月25日 9時) (レス) id: 0a9a82b85c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さばのみそにゅ | 作成日時：2018年3月20日 23時
