妹として。2[u.t.i.t]

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今日は、打ち合わせか、、、

最近は、本当に忙しくてちゃんと寝れてない気がする、、
もうすぐで、彼方さんとも会うし、、
ちゃんとバランス整えておかないと、、

『お兄ちゃん〜、おはよ』

る「おはよ、今日打ち合わせだっけ？」

『そう、今週は予定たくさん、でも音源確認は簡単だし難しいのは今日のやつだけだから』

る「そっか、あんまり無茶しないでね」

『うん、ありがとう』

る「ご飯食べよ」

『いただきます』



luzside
また、Aがやせ細っていた。頑張り過ぎなんだろう。
目の下にもクマがうっすら見えていた。

元々、Aは自分が辛くてもなにも言わずに過ごすタイプだからか、こっちから一言言わないとなにも起こらなかった。

る「行ってらっしゃい」

『行ってきます！』
この笑顔でさえも、無理をしてるんじゃないかと思うと心が痛かった。

Aは自分を自分で苦しめ上げている、、

そんなAを助けてあげたかった。



夢主side
打ち合わせ休憩中、、、

『彼方さんから、LINEだ、』
今日、夜少し会えたりしないかという内容だった。

私は、了解だよと返した。



打ち合わせが終わり、彼方さんの家の方向にある公園で会うことにしていた。

そ「お疲れ様」

『お疲れ様です』

そ「また、痩せた？それにクマが酷いし」

『少し、疲れが溜まっただけだよ。ちゃんと寝てるし』

そ「無茶は、しなくていいんだよ。顔に疲れたって書いてある」

『本当は、3時間くらいしか寝てなくて、、、それに、、』

そ「それに？」

『好きなことを形にするってことは、難しいことなんだって気づいて、、もっと、、頑張らなきゃぃけないん、、だ、って、、』

私は、遂に日々思っていたことを彼方さんに話した。
辛かった。彼方さんの腕の中で泣いていた。


そ「自分でも、分かるよ。アルバム作ってて、ミックスして。形にすることの大変さ。辛さ。でも、みんなに聞いてもらった時に頑張って良かったんだ。って思える。今は、辛くても必ず報われるから。」

彼方さんの言葉を聞いてまた、私は泣くことを止められ無かった。

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