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34 杏寿郎前世 ページ33

居間に戻ると、Aと千寿郎が楽しそうに話をしていた。

『。。。。。あ、杏寿郎!。。。槇寿郎さんは喜んでくれた?』

千「僕も柱になったら父上に認めてもらえるでしょうか?」

キラキラとした目で俺を見つめる2人。

そんな2人の視線に、俺は父に言われたことを、そのまま包み隠さず伝えようと思った。

杏「正直に言う。父上は喜んでくれなかった。どうでもいいとのことだ。。。。。しかし、そんなことで俺の情熱は無くならない!心の炎が消える事は無い!俺は決して挫けない!」

A!と、俺はAに視線を向ける。

杏「君があの日から今もこうして、俺の隣にいなければ、俺はここまで来ることはできなかった!君が今日、御館様の前で、託してくれた想いを胸に、俺は、俺の責務を全うする!」

そう言うとAは一瞬悲しげな表情を見せたが、すぐに真っ直ぐに俺を見つめ、フッと俺に笑いかけた。

俺は、視線をAから千寿郎に移した。

杏「そして、千寿郎。お前は、俺達とは違う!お前には俺達がいる。俺たちは、お前を信じている。どんな道を歩んでも、お前は立派な人間になる!」

ポロポロと涙を流す千寿郎をAが優しく包みこんだ。

そんな彼女同様、俺も彼女と千寿郎を包み込んだ。

杏「燃えるような情熱を胸に、頑張ろう!頑張って生きていこう!寂しくとも!」

千寿郎が泣きじゃくる中、俺はAと視線を合わせ、互いの手をギュッと強く握った。

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りりむ(プロフ) - みんみさん» みんみさん、コメントありがとうございます!ついに煉獄さんが300億の男となりましたね!そんな煉獄さんの勢いに負けず、私もこの作品を素晴らしいものにできるように頑張ります!最後までお付き合いのほど、よろしくお願いいたします! (2020年12月14日 16時) (レス) id: b70c779254 (このIDを非表示/違反報告)
みんみ(プロフ) - 初めまして^ - ^いつも楽しみに見させてもらってます!切なくて尊いお話に感動しています!!無理せずに頑張ってください♪ (2020年12月6日 21時) (レス) id: 51bdc8dd02 (このIDを非表示/違反報告)
りりむ(プロフ) - 菫さん» 菫さん、コメントありがとうございます!この作品も、読者の皆様に感動とキュンキュンを与えられるような作品にしたいと思います!最後までお付き合いくださいますよう、よろしくお願いいたします! (2020年12月4日 12時) (レス) id: b70c779254 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - いつも楽しみにしてます!頑張って下さい(^^) (2020年12月2日 13時) (レス) id: 8bdaaad09a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:りりむ | 作成日時:2020年12月2日 13時

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