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第12話 ページ14

「俺、今月中にこの家出ていきます。」




「……え?」





太一の口から出た信じられない言葉に、私は固まってしまった。





「っ…なんで?お金とか家事とか関係なく、私太一と生活するのすごく楽しい。……太一もそうだと思ってたけど、違うの?」





太一は、私のことが嫌いなのだろうか。





「……とりあえず決まったことなんで。俺朝イチからバイトなんで、もう出ますね」





明らかに冷たい彼の態度に、心が曇るのを感じる。





憂鬱な気分のまま私は仕事に向かった。

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作者名:りりこの樹 | 作成日時:2021年4月1日 14時

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