ツン72% ページ42
Side まふまふ
あの一件の翌日何故かみんな俺の家に集まってた… 正直Aに合わせる顔がない。
あんな情けない姿、思い出すだけで恥ずかしい。
そんなこと考えてる中そらるさんが思い出したかのように言った
そ「そういえば、昨日ろんから電話あってさ、なんかるすって言う鹿島のいとこがどうのこうので、絶対鹿島に惚れてるとか言ってた」
…は？一瞬思考が停止した。
待って？どういうこと？とか考えてるとりぶくんが気まずそうな顔をして口を開いた。
り「案外間違ってないよ… るすくんは本当にAのことが好きで、言ってしまえば忠犬みたいな素直なやつ」
それを聞いてみんながこっちを向いたんだけど… なんでその視線が「ドンマイ、頑張れまふくん」って言ってるのだろう…
『…俺、もう諦めないから、大丈夫』
り「まぁ、Aはただの優しいお兄さんとしか見てないし、大丈夫だろ」
俺をフォローするように肩をポンポンと叩いてくるりぶくんはニカッと笑った。
『それより、天月くん、俺、まだ許してないから』
ちらっと本人の方を見ると、気まずそうに彼は苦笑を漏らした。
天「本当！ごめん！悪いと思ってる！」
勢いよく顔の前で手を合わせて謝る彼を何故かそれ以上責める気にはなれなくて、俺は溜息を零した。
そ「まぁ、事情は知らないけど、天月だってわざとじゃないだろうし」
それを見かねたのか、そらるが割って入ると、天月くんはパッと明るい顔を浮かべた。
天「で、まふはいつ行動に出るんだ？」
歌「そう言えば、10月末には文化祭があるんだっけ？そろそろ学校でもそういう話、具体的に出てきそうだね」
り「文化祭、Aと2人で回ったら？」
その声に、一同が俺の方を向いた。
『……誘えたら…』
天「誘えたらじゃなくて誘うんだよ！！」
通常運転に戻った天月くんは俺に殴りかかりそうな勢いで言いながら、歌詞さんに止められていた。
俺はどこかで、今回もAが誘ってくれることを願っていた。
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美雲 - 面白くて今日、1日でパート1から全て読んでしまいました！更新、お待ちしてます！ (2020年3月20日 18時) (
レス) id: 5c54d7ec1f (このIDを非表示/違反報告)
花ノ絵(プロフ) - アスリさん» そうですかね？(笑)ちょっと丸くなったかもしれません！ (2016年1月13日 19時) (レス) id: 17f5c0bd21 (このIDを非表示/違反報告)
花ノ絵(プロフ) - 夜猫さん» ありがとうございます！未だにこの作品のまふくんのキャラがどんなのかわからないですけど(笑)ツンデレに近づいてくれると嬉しい(笑) (2016年1月13日 19時) (レス) id: 17f5c0bd21 (このIDを非表示/違反報告)
アスリ(プロフ) - おーツンデレ率が7:3になっきた♪(´∀`*) (2016年1月10日 0時) (レス) id: 24e178830e (このIDを非表示/違反報告)
夜猫(プロフ) - ツンデルは思ってることを間逆に言ったり？たとえば『好き』っていいたいのに『きらい』って言ったり照れ隠しのとき冷たい態度になるとかですかね？あまりあてにしない方がいいですよ←←←← (2016年1月9日 21時) (レス) id: bf8d0cbdd0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花ノ絵 | 作成日時：2015年12月25日 12時
