ツン46% ページ14
Side まふまふ
部屋の真ん中にぽつんと置いてある、小さなテーブルにお盆を置き、勉強机から必要な筆記用具、教科書、ノートを探しながら、鹿島は俺に話しかけた
貴「まふくん座りなよ、適当にくつろいでていいから」
わかった、と一言言い持っていた荷物を床に置きその隣に座ると、ポケットの中に滑らしてた携帯が顔を出た…そこで丁度タイミング良く画面が光り、それを引っ張りだす
天月: どう？！告った？！
そらる: まふは臆病だから高校3年間あっても無理
歌詞太郎: それはちょっと失礼だと思うよ〜
天月: いや〜ありえるね〜
天月: てか、まふくん返事くれなくない？！
天月: まーふー
天月: ってみんなも反応してよ！
そらるが天月をグループから退会させました
そらる: 静かになった
歌詞太郎: そらるさん？！
りぶ: 今頃あんなことやってたりね
歌詞太郎: りぶくん？！そういう発言は辞めよう？！
『暇かよ』
思わずそう呟き、既読をつけず携帯を鞄の中にしまい、お茶を一口飲んだ
貴「お待たせ！じゃあどの教科からやる？」
テスト日、教科が書かれてるプリントに目を通しながら言う彼女、俺もそのプリントを見ようと鹿島の後ろに回り肩から覗く
『数学、1日目だし』
俺が後ろにいたから驚いたのか鹿島は勢い良く振り返り、その途端いい香りがした…が、それは問題ではなく、今物凄く顔が近い事に困ってる、沈黙が流れる中互いに目を外さずにいた…
そして俺は無意識に彼女の手を取り顔を近づかせていた…
目を見開いたままの鹿島は動かずにそこにいた…
その時だった、電話の着信音がし、鹿島はまた勢い良く立ち上がった
貴「ぁ、え、えっと、ごめんっ、電話！」
そう言い、急いで部屋を出て行った…
『何やってんだ…俺…』
右手で前髪を無造作に掻きながら俺は自分を落ち着かせようと深呼吸をした
『本当にバカだ』
さっきまでの事を思い出すと顔に熱が集まる…後ちょっとで俺は鹿島にキスしてたかもしれない…でも…
『拒まなかったよね…』
よく考えると鹿島は俺が近ずいてても驚きはしたが、拒むような事はしなかった…
そんなこんな考えてるうちに、鹿島が戻ってきた
貴「ごめんね、電話ろんちゃんだった、じゃあ数学やろっか！」
彼女は笑顔でそう言い俺の隣に座る…
自惚れてもいいのかな？
それともただの勘違いなの？
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美雲 - 面白くて今日、1日でパート1から全て読んでしまいました！更新、お待ちしてます！ (2020年3月20日 18時) (
レス) id: 5c54d7ec1f (このIDを非表示/違反報告)
花ノ絵(プロフ) - アスリさん» そうですかね？(笑)ちょっと丸くなったかもしれません！ (2016年1月13日 19時) (レス) id: 17f5c0bd21 (このIDを非表示/違反報告)
花ノ絵(プロフ) - 夜猫さん» ありがとうございます！未だにこの作品のまふくんのキャラがどんなのかわからないですけど(笑)ツンデレに近づいてくれると嬉しい(笑) (2016年1月13日 19時) (レス) id: 17f5c0bd21 (このIDを非表示/違反報告)
アスリ(プロフ) - おーツンデレ率が7:3になっきた♪(´∀`*) (2016年1月10日 0時) (レス) id: 24e178830e (このIDを非表示/違反報告)
夜猫(プロフ) - ツンデルは思ってることを間逆に言ったり？たとえば『好き』っていいたいのに『きらい』って言ったり照れ隠しのとき冷たい態度になるとかですかね？あまりあてにしない方がいいですよ←←←← (2016年1月9日 21時) (レス) id: bf8d0cbdd0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花ノ絵 | 作成日時：2015年12月25日 12時
