弐・柱に好かれていない柱が無惨＋aに好かれ…求婚される話

捌 最終話 ページ38

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そして、ある日
いつもの様にAは、4人の女達から
暴力を受けていた


"ドカッ、ドカッ、ドスッ"


女1「アンタねぇ！！
焔瑪恚様に、愛されやがって！！」


女2「私の氷聡様に色目使わないでよっ！！」


『つ、かっ…な…いっ』


"ドスッ"


女3「はぁ？
何言ってんの？？
それよりさぁ、柳弼様に近づかないでっ！！」


女4「華夷光様と一緒に寝るなんて、
アンタ何様なのよっ！！」


暴力の主な理由は、
Aが裏柱に愛されているからだった


"ドカッ、ドカッ"


すると、部屋の扉が開いた
そこに居たのは…………裏柱達だった


焔瑪恚「何やってる」


女1「あっ、焔瑪恚様！！
い、いえ、別に…」


女2「随分早い、お帰りですね！」


柳弼「最近、Aの様子がおかしいと
思っていましたから、早く帰って来たんですよ」


女3「そ、そうだったんですか！」


女4「あ、これは…」


『けほっ……み…んな…』


Aがそう言うと、
柳弼は直ぐにAを抱き上げ
他の3人は、柳弼の前に立ち
Aを守る体制についた


焔瑪恚「俺はなぁ、確かにAを
愛しているが、お前達には、関係の無い
事だ」


女1「そんなっ！」


氷聡「俺がいつ、テメェの物になった？
Aが色目使ってる？
テメェが使ってんだろ！！」


女2「っ！！」


柳弼「私は、貴方に近づいて欲しく無いですね
虫酸が走るので」


女3「酷いっ！」


華夷光「僕が誰と寝ようが僕の勝手でしょ
それで、Aに当たらないでくれない？」


女4「っ！」


焔瑪恚「大体なぁ、俺達はお前らが、
ここに住む事を許した覚えはない」


女1「私達は、皆様に恩返しをしようとっ！」


氷聡「それを望んだねぇって言ってんだろ！！
挙句の果てには、Aに手ぇ、出しやがって！！」


女2「そ、それはっ！！」


柳弼「ここは、私達裏柱の屋敷です
そして、裏柱のリーダーは、焔瑪恚
全ての決定権は焔瑪恚にあります」


女3「っ…」


華夷光「と、言う事で！
アンタらは、今日中に出て行ってね！！」


女4「そ、んな…」


焔瑪恚「当然の事だ
Aを傷付けた罪…重いぞ」









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これが、Aの過去だ
この事がきっかけで、裏柱の4人は
女が大嫌いになった
それから、10カ月後の最終選抜で、
Aは生き残り、その1週間
神柱となり、今に至る…

焔瑪恚「嫌いな物はなぁ、綾楓をいじめる奴や！他には…………虫が嫌いや。なぁ、虫って気持ち悪ないっ！？」→←漆

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