青と黄色の不器用な魔法使い ページ27
(rd視点)
きょーさんに起こされた。
れうさんがやられたって。
rd「レウさんは？」
ky「レウは大広間でAと医者と一緒に居るわ」
rd「医者……？」
ky「らっだぁが呼んだんとちゃうんか？」
rd「違うし聞いてもない、誰そいつ！」
待って、今度はA危ない？
監視カメラに向かって「みどりくん！コンちゃんと限界全員起こしといて！」と叫んで走り出す。
dr「Aか、口なし耳なしの非魔法使いだってな」
声が、聞こえる。
荒い呼吸もする。
dr「そいつごとお前も殺してやるよ！」
rd「A！！」
ｶﾞﾁｬｯ
咄嗟に、魔法を使う。
青鬼が彼女とレウさんの盾になって現れる。
「ら、っだ……」
確かに、あの子が俺の名前を呼んだ。
驚きと、嬉しさと、切なさで上手く言葉が出ない。
ただ俺は笑って、この子の頭を撫でることしか今はできない。
rd「……きょーさん 2人を連れて逃げて」
ky「了解」
一緒に来てくれていたのがきょーさんでよかった。
察したように何も反対せず、扉を閉めてくれた。
rd「……さーってと、俺の仲間に手を出したってことは、ぽまえ分かってるよなぁ？」
dr「ははっ、化け物使いの魔法使いか！ お前らっだぁだろ
お前の心臓は高値で売れるんだよなぁ！」
rd「誰も売らせるかよ、ばぁ〜か」
上手く、逃げてくれるといいな。
(ky視点)
レウを置いて行きたくない、と抵抗するAを無理やり引っ張って玄関まで来た。
……分かってる、俺もこんなことしたくなかった。
だけどレウなら俺にこう言うだろう。
「何がなんでもAを助けろ」って。
玄関にはもう全員集まっていた。
gn「A大丈夫……？」
md「…ﾚｳｻﾝと、らだおくんは？」
ky「らっだぁはナイフを操る魔法使いと戦ってる
……れうさんは、手遅れやった」
あろえにAを預けて、俺はもう一度館の中へ向かった。
ar「きょーさん逃げないの？」
rd「らっだぁにだけカッコ付けさせられんやろ、調子乗るわ」
多分あの魔法使いには勝てない。
俺は身体能力を上げることしか出来ひんから、遠距離型の魔法には弱い。
でも、俺の事を忘れてAが幸せになれるなら。
ky「ぐちつぼに伝えてくれ、あろえ
……今Aを1番守れるのは、お前だけやって」
ar「…わかった」
cn「死なないでね？」
ky「当たり前やろ、金豚様を舐めるな？」
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りりべら(プロフ) - 金蛇さん» コメント気が付けなくてごめんなさい！そのシーンのイメージはアナ雪です！！良く分かりましたね！ (2023年2月7日 9時) (
レス) id: 7e26133d7f (このIDを非表示/違反報告)
金蛇 - 氷の城のシーンでアナ雪を思い出した…すき… (2022年10月27日 15時) (レス) @page42 id: 0468f043bb (このIDを非表示/違反報告)
りりべら(プロフ) - えるがみさん» コメントありがとうございます！ そう言っていただけて嬉しいです！更新頑張ります！！ (2022年9月20日 6時) (レス) id: 981ea3431f (このIDを非表示/違反報告)
えるがみ(プロフ) - めっちゃ面白いです！大好きです！あああ続きが楽しみです投稿頑張ってください！ (2022年9月20日 3時) (レス) @page50 id: 024bcefcb8 (このIDを非表示/違反報告)
りりべら(プロフ) - ゆず酒ソーダさん» めっちゃ面白がって読んでくれて嬉しすぎて呼吸ができませn((( いっぱい書きます頑張ります！！ (2022年9月13日 19時) (レス) id: 981ea3431f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りりべら | 作成日時：2022年8月16日 22時
