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48. ページ49

Aside

あれから結局寝られず、

ただただベッドにもたれ掛かり

部屋の天井を見ていた。

コンコン...


A「?」


優しく叩かれた部屋のドア。

時計を見ると、午前4:00過ぎ。

今は誰も起きてないはず...

なのになんで...?

ガチャ...

ゆっくりドアを開けると、

そこには寝間着姿の下野さんと梶さんが...

こんなボイスCDみたいな事が

実際に起こるなんて...(汗)


梶「あれ?Aちゃんまだ寝てなかったの?」


A「なんだか眠れなくて...」


下野「まぁ、環境が急に

変わったんだもん。無理も無いねw

でも、ちゃんと寝ないとお肌に悪いよ?」


下野さんが八重歯を見せながら微笑む。


A「そうなんですけどね...w

前からこんな生活してたので、

体が慣れちゃって...w」


下野「そっか〜...」


梶「あっ!そうだ!」


梶さんが下野さんに

コショコショと耳打ちをする。


下野「それいいねw」


梶「Aちゃん、ちょっと待っててね!」


梶さんがそう言うと、

お2人は急いで部屋を出た。


少しの間スマホをいじっていると

「おじゃましま〜す」

と、部屋のドアが開いた。

戻ってきた梶さんは

可愛い編みかごと小さな机、

下野さんはオシャレなティーカップを

これまたオシャレなおぼんに乗せて、

ポットと一緒に持って来た。


A「それ...どうしたんですか?」


下野「「Aちゃんと一緒に食べよう!」

って思ってさ!」


梶「「真夜中のお茶会」的なね!w」


下野「「真夜中」か「明け方」か

あいまいだけどね?w」


お2人はそう言うと、素早く机を出し

床に座る。


梶「Aちゃん好きなのどうぞ!」


梶さんが私に差し出したかごの中には、

色んな種類のクッキーにカラフルなマカロン、

それにフィナンシェにマドレーヌ...

オシャレすぎる...(汗)


下野「Aちゃん紅茶飲める?」


A「た、多分飲めます...」


下野「カモミールとラベンダーと

アールグレイとローズティーどれがいい?」


A「えっ?」


下野さんもまたオシャレな物を...(汗)

やっぱり、私とは次元が

全然違うんですね...

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ユズ酒(プロフ) - ちーかまさん» コメントありがとうございます!そう言ってもらえて光栄です!!「正しい愛情〜2〜」の方もよろしくお願いします!! (2018年10月21日 22時) (レス) id: 37d1608eab (このIDを非表示/違反報告)
ちーかま - はじめまして!お話読ませていただきました!なんかスッゴクリアリティがあって、現実にもありそうな感じ(?)で....とにかくスッゴク尊敬してます!これからも頑張ってください!!←語彙力 (2018年10月21日 10時) (レス) id: 8f9925b559 (このIDを非表示/違反報告)
ユズ酒(プロフ) - ryoriisaさん» こちらこそよろしくお願いします! (2018年9月26日 23時) (レス) id: 37d1608eab (このIDを非表示/違反報告)
ryoriisa(プロフ) - ユズ酒さん» これからよろしくです! (2018年9月25日 23時) (レス) id: 6d61661040 (このIDを非表示/違反報告)
ユズ酒(プロフ) - ryoriisaさん» 分かりました! (2018年9月25日 22時) (レス) id: 37d1608eab (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ユズ酒 | 作成日時:2018年8月22日 22時

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