正しい愛情

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Aside

A「櫻井さん...?」


櫻井「ごめ...wちょ...w待って...ww」


櫻井さんは涙を流しながら笑っていた。


櫻井「ごめんw

Aちゃんのセレクトが

マニアック過ぎて...w」


A「あぁw」


確かに、ド○ドキプリキュアのジョー岡田は

マニアック(?)なのかもしれないw

でも、キュアハートに向かって

「マイスイートハート」

って、言ってる時のイケボはスゴかった...///

キャラの立ち位置も良かったし、

それに、あの「胡散臭いイケメン」って設定も

プリキュアにしては斬新でスゴい好きw


櫻井「じゃあ行くよ?

「マイスイートハート...」(←イケボ)」


A「!!!///」


あぁ///本当に今まで生きてて良かった...///


鈴村「孝宏〜?どこや〜?」


櫻井「あっ、健一が呼んでる

じゃあ、俺行くね?ゆっくりしてって(ニコッ」


A「分かりました...

あっ、櫻井さん!」


櫻井「ん?」


A「あの...服の事なんですけど...

黒の長袖をお願いしたいんです...

パンツも膝から下の丈の物を...」


櫻井「OK、言っとくよ」


A「ありがとうございます...」


鈴村「孝宏〜?」


櫻井「はいはい、今行く!じゃあね(ニコッ」


A「ありがとうございました!」


バタン...


A「ゲホッ...」


櫻井さんがいなくなると少し咳が出た。

今まであんなに声を出した事無いから、

喉の奥が少し痛い...

この環境を楽しみ過ぎたから...?

(今の咳、櫻井さんに聞かれてないかな...?)

その不安が頭を過った。

服を脱げば、隠していたあざが姿を現す。

一気に夢心地から現実に引き戻される。

(このあざだけは、

皆さんにバレないようにしないと...

私と無関係の皆さんに

また余計な心配をかけてしまう...)


A「今夜隠し通せば...」


そんな小言はお風呂の湯気と一緒に消えた。

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