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★02 ページ2
「セトさーん、来たでーー」
玄関から声が聞こえる
ばぁちゃんは廊下へでると
「はよあがりーー」
と呼んでいる
やっと来た
私がここにくる1番の理由
1年ぶりの再会に胸がドキドキしてきた
あ、前髪とか変じゃないかな?
「れんれーん」
1番に飛びついたのは1番下の妹で
「れーーん、ゲームしようや!ゲーム!!」
弟は彼の周りをグルグル回ってる
「わかった!わかったから!ちょっと落ち着こ!なっ!!」
そう言って、弟妹たちをたしなめるように頭をグリグリと撫でつけた
私もあんな風に飛びついていけたらどんなにいいか…
顔上げた廉くんがこっちをみて
おうっ!って私に向かって手をあげた
私も軽く手をあげて
少し離れた所から
弟妹達に引っ張らながらテーブルに並んだ
ご飯を食べはじめた彼の姿をみてた
しばらくして妹はちゃっかりと胡座をかいた彼の膝の中…なんとも羨ましい限りだ
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作者名:Riri | 作成日時:2021年9月13日 3時