【暗殺教室】幼馴染み→恋人part6［赤羽業］ (ページ10)

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NOside

『カルマ～。有希子殺ったよ～』

「ナイス～A。じゃあこっちに戻って来てね」

「…で、赤チーム聞こえる？俺が指揮とるよー。三村、烏間先生の左後方に高台が見えるでしょ。そこまで前進」

「OK」

「隠密に辿りついて」

その他仲間に次々と指揮をとっていくカルマ。

「おや。お疲れ様でした」

「うかつ…開始と同時に殺られるなんて…」

「おそらくカルマ君の指示でしょうねぇ」

「…要するにイチバン爪を隠してたのはあの赤いボーヤってわけ」

ビッチ生徒の言葉に軽く頷いた殺せんせー。だが先生は知っている。神崎やカルマ以外にまだ爪を隠している生徒がいることに。

「カルマ。位置についたぞ」

「オッケ。そこからなら敵の位置がよくわかるでしょ。それ聞いて俺がチームに指示出すから」

三村の地味さは隠密性に優れている。そしてプロデューサー目線で視野が広い。だから強行偵察の才能がある。

「じゃ次。狭間さん前進」

狭間は草むらの中から青チームに発砲する。それにより杉野と不破が脱落。すぐに対応し磯貝が彼女を撃ち狭間も脱落。

「敵の陣地に細身の狭間さんを強引にねじ込む。相討ちになるのもカルマ君も想定内でしょう」

全てが全て彼のシナリオ通りだ。