【暗殺教室】幼馴染み→恋人part6［赤羽業］

10〜NOside〜 ページ11

NOside


「敵の陣形も乱れた所で…岡野」

「はいよ！」


上から来た岡野に対し銃を構える前に殺られた倉橋。そして岡野の後を追う茅野。
岡野のは余裕そうに攻撃をかわす。茅野が攻撃を仕掛けるが背後を木村に捕られ脱落。


「よっしゃ！この調子であと2、3人殺っとこーぜ」

「え、でもカルマは一撃離脱だって…」

「見ろあそこ」



木村の視線の先には地面に膝をついてる原が。背後なのを良い事に２人は飛びかかる。


が、


「夜なべしで作った手作りトラップよ。母は強し」

「丸腰の原は美味しそうな獲物に見えただろ？」


狩られたのは岡野と木村の方だった。


その様子を無線ごしに聞いてたカルマがため息を零す。


「…先走りやがった。描く通りに動かないね、人って奴は」

『ふふっ…無線から楽しそうな声が聞こえる〜!』


楽しそうー、とにこにこ笑うAにカルマは優しく言った。

「もぅ〜A。これは勝負なんだから〜目的がずれてるよぉー」


Aに対して甘いカルマは彼女に怒る事はできない。所詮惚れた弱味ってやつだ。
２人のイチャイチャ(カルマが一方的に)を見ていた中村はやれやれとため息を零しカルマに言った。


「この副官様が決めに行ってやりますか。アンタらのイチャイチャを見てるのはキツイんでね〜」


3バカ使うね〜、と去って行く彼女にカルマはよろしく〜、とのんびり口調で返した。

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