【暗殺教室】幼馴染み→恋人part6［赤羽業］ (ページ4)

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「俺も単純だ。殺すためにこのクラスに来た。殺しに来たからおまえらと会えた。殺せんせーを殺す毎日は楽しい。理由は…それだけでいい」

【赤：殺す派】

　堀部イトナ

ブブッーとポケットに入れてあるスマホが震えた。電源をつけると律がいた。私は皆に見せるようにスマホを前に出す。

「殺せんせーを殺す事は私に与えられた至上命題ですが思考と行動を繰り返すうち標的の死は我々にとって最大の損失だと認識するにも至りました。今の私ではどちらが正解か判断するのは難しいです。協調の観点からも中立します」

【白：中立】

　自律思考固定砲台

中立もありなのかと思いながらスマホをしまう。

「……さっきまで殺さない派だったんだけど皆の意見聞いてわかんなくなってきた。殺せんせー。殺すって…先生の事嫌いって事じゃないんだよね？」

「もちろんです、岡野さん。暗殺されている時こそが君達を一番身近に感じます」

「なら…ごめんね渚。私はこっちの皆に気持ちが近いかも」

【赤：殺す派】

　岡野ひなた

「……うん」

殺せんせーは誰の意見も嬉しそうに聞いている

なら…

私の意見も理解してくれるかな？

「さぁ、後はAさんだけですね！」

君の意見を聞かせて下さい、と先生は微笑んだ