3 ページ14
し、至近距離の背後から…。
何も無い場所から突然出てきた渚。確かに先ほどまでそこには誰もいなかった。…はず。
いったい何処から?
カルマとAは同時に烏間先生を見た。
……そうか。
烏間先生に紛れてたのか…。
プレイヤーに最も目につかないのが審判。
その後ろに隠れ、絶好の狙撃ポイントで獲物を待ったんだっ!!
ピクッ
『……』
背後からの気配にAが気付く。
磯貝に…前原か。
Aは気配のする方へ歩いて行く。
「っA!?」
『磯貝と前原は私が殺ってくる。…カルマには渚と戦って欲しいし』
「……っ気をつけて」
Aが向かった先には大きな岩が。あの後ろから気配が。だが、彼女の後ろに立つ木にも此方を狙う気配が。
Aからは手は出さず探すフリをする。すると、パンっと銃の音。
彼女は一瞬にして避け、木の方に撃ち返す。
『…前原』
「すげーわ。やっぱ避けられるのか」
『うん。なんなら岩の後ろに磯貝が隠れてるのも知ってたよ』
「…まいったな」
磯貝が苦笑いしながら岩から出て来る。正に挟み撃ちの状況。…だが、
遠くからその様子を見つめるクラスメートと殺せんせー達。殺せんせーが怪しく笑った。
83人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
赤羽業&愛未 - 暗殺教室 (2022年4月14日 12時) (レス) @page1 id: 852d75d539 (このIDを非表示/違反報告)
赤羽業 - 暗殺教室 (2022年4月14日 12時) (レス) @page2 id: 852d75d539 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:リリ | 作成日時:2021年4月3日 19時