独占したいかも、

慶ちゃんにお持ち帰りされたとか ページ12

昨日あーんなに大胆だった、俺。


いつもよりふにゃんふにゃんしてたAちゃん。


…思い出してなんか興奮してきた俺は

もしかして変態？笑


ベットから上半身を起こすと頭ががんがんする。


…飲みすぎたかも、水、水。


ふらふらしながら立とうとすると、明らかにフローリングじゃないぐにゃぐにゃを踏んだ。


Y「うっ、えー…、慶ちゃん？なんでいんの…。」

K「…んー…あ、おはよ…。…あったま痛ぇー。」

Y「おはよ、じゃなくてさ。なんでいんのさ。」

K「お前…あんだけしてやってそんなこと言うのかよ…慶ちゃん、泣くよ？」

Y「みそじのウソ泣きは通用しないよ。…ってか記憶ないわ、まじでごめん。俺なにした？」

K「…まじでなんも覚えてない？…言っていいのかなぁ…」


慶ちゃんが呆れた顔で渋る。なに！？おれまじでAちゃんにちゅうしちゃったとこから
記憶ない。



やっべ俺なんかやらかした？


K「Aちゃんにちゅー…しちゃったこと…///覚えてる？」


慶ちゃん、自分で言って照れてるよ…笑

Y「うん。………まずかった？」

K「いっや、Aちゃん的には嫌じゃなかったと思うよ、たぶん。ただしげと、まっすーが」

Y「……怒ってる？…ん？てかなんでまっすーも怒ってんの？」

K「まっすーは…し、嫉妬とか、じゃないんですか…怖っえー」


まっすーもだったの。うそ。

結構なライバルかも。え、やだ。困る。

Y「俺絶対飲まない！って決めてたのに、何で二日酔いなの？…意味わかんない。」

K「…なんかお前がAちゃんといい感じになって、飲みます？とか言われたお前が
　 調子こいて俺テキーラで！とか言うから…」

Y「あーなるほどなるほど、それでべろんべろんになったところを慶ちゃんが
　 お持ち帰りしてくれたのね、なるほどなるほど。」

K「…少しは反省するふりでもしてください」




いい雰囲気だったんだって！俺とAちゃんが！聞いた？


大事なことだからもっかいいうよ！いい感じだったんだって！…A〜！



今日の仕事でAに会うのが楽しみ！！まーちきーれなーい！ぽー！








朝からテンションぶっ飛ばしてた俺がしげの20件の不在着信と99＋のLINEに気づくのは
もう少し後の話。




ひゃーー、シスコンってこわぁい(涙目)

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