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そんな中始めた、放課後学童保育の支援員のバイト。
幼稚園児や保育園児とはちょっと違って、小学生はとにかくパワフル！
低学年の子が多いけど、それでも特に男の子はやんちゃで。
蹴り合ったり叩いたり、取っ組み合いの喧嘩したりして、その仲裁に入る事もしょっちゅうだった。
女の子は逆にあからさまに喧嘩したりしないけど、グループが出来てきて難しくなるお年頃で。
何かと頭を悩ませてた時、相談していた2個上の先輩。
同じ大学の小学教育課程の3年生。
初めて会った時から思ってたけど、かっこいい。
某アイドル事務所のキラキラ衣装が似合いそう。
大光よりちょっと小柄だけど、それがまた先輩の可愛らしい感じを引き立ててた。
熱心だしとにかく優しい。
学童にバイトに来てるのはわたしと先輩だけで、後は職員さんだから、自然と仲良くなった。
学食でばったり会うとジュースを奢ってくれたりして、先輩に会うと嬉しい気持ちになって、すっかりファンのようになっていた。
学食でお茶した後、授業に向かう先輩に手を振っていると、背後に嫌な気配がした。
「おい」
振り返ると大光のドスの効いた声。
「なんだあのちっちゃいイケメン」
「先輩の事変な風に言わないで！」
「お前、顔溶けてんぞ」
「大光ほどじゃない」
「俺はいつだってパーフェクトフェイスなのに」
「いっつも女の子に囲まれて鼻の穴上向いてんの！」
「それは生まれつき！」
「ぷい」
「ぷいじゃねーよ！」
「とにかく！大光には関係ない！」
「は？お前の事心配して言ってやってんのに」
「心配していただかなくても結構です」
「あいつ遊び慣れたような顔してんぞ」
「だから！先輩の事変に言わないで！」
「お前が泣くの、嫌なんだよ‥」
えっ？
急に真剣な顔になった大光にちょっと驚きながらも、後に引けなくなって
「大光に先輩の何がわかるの‥」
弱々しく呟いた。
「俺だって一応男だから。わかんの」
そう言いながらポンポン、とわたしの頭に手を乗せた大光の手の大きさにドキッとした。
何年ぶりだろう‥。
大光に触れたの。
こんなの触れたうちに入らないかもしれないけど、それでもいつまでも頭のてっぺんが熱い気がした。
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りぷる(プロフ) - ^_^さん» コメントありがとうございます！嬉しいです♪ 女の子がお相手のお話、また書きたいなぁと思っていました！続編になるか、別の設定になるか分かりませんが、ちょっと大人な感じも混ぜながら書いてみたいと思います。気長にお待ちいただけると嬉しいです♡ (2022年5月19日 18時) (
レス) id: 37903b9c18 (このIDを非表示/違反報告)
^_^ - こちらも読ませて頂きました。どのお話も素敵でした。みんならしさがでていて、楽しかったです！このお話達の続きも読んでみたいし、裏のお話も描いて頂けたらとっても喜びます(*^^*)ご無理の無い範囲でお願いできたら嬉しいです。 (2022年5月19日 14時) (レス) @page43 id: b1e5679418 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りぷる | 作成日時：2022年2月26日 16時
