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「だからなんだ?」
『何でも無いよ。あーやだやだ、中也くんは本当にめんどくちゃいでちゅねー』
「手前ェ……。」
______キーンコーンカーンコーン
『次なんだっけ。』
「美術」
『まじか、』
____________
目の前に置かれた像を見ながら、手を動かす。
ふと、隣の太宰さんに気になった事を聞いてみる。
『ねぇ、なんで太宰さんは分かる気がするけど
中也もモテてるの?』
「分かる。」
……それな?
「あんな蛞蝓の何処が良いのさ。
唯私にくっついてるだけじゃん。」
『私にもまとわりついてきて……もしや其れが理由か?!』
「中也は私達のおまけかぁ。」
『謎が……謎が解けたよ!』
____________
『って云う美術の時のお話。』
「Aも大変だね。」
『あー鏡花ちゃん癒し。』
鏡花ちゃんの教室では桜がよく見えたので、窓際に座って2人で食べていた。
「Aー。」
『は?……何で居るんだよ!今日は絶対に約束して__』
「Aと食べたいから。」
『ごめんもっかい云って?
鏡花ちゃんが可愛くて聞いてなかった。』
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水無月⚓︎ - 『えー好き惚れちゃーう!』が面白かったです!応援してます♪ (3月8日 7時) (レス) @page4 id: 3ca6de3d32 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:餅の気持ち x他1人 | 作成日時:2023年12月14日 15時