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廊下から、桜が降ってくる。其れを私は座って眺めて居た。
『ねぇ、首しまるんだけど。苦しいから私を引きずるなよ!』
「うるっせェな!こうでもしなきゃ、手前教室から出て来なかっただろうが!」
『だからってこれは無くない?!もっとお姫様抱っことか可愛い運び方あったじゃん?!』
「しかたがねぇな」
視線が厳しいような気がするのを完璧スルーし、お姫様抱っこをかます中也。
『えー好き惚れちゃーう!』
「降ろすぞ?」
『えやめて』
『てか、普通に歩いた方が目線高い気がするの気のせいかなぁ?』
「降ろすぞ?まァいい。さっさと行くぞ!」
始業時間ぎりぎりで、校庭へ向かう。
次の時間は体育だ。
やりたくないから着替えるだけ着替えて教室に居たら、こいつ等に無理やり連れていかれた可哀想な私。
と云うか、何で別々なのにわざわざ来たんねんこいつ。
━━━━━━━━校庭にて、
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水無月⚓︎ - 『えー好き惚れちゃーう!』が面白かったです!応援してます♪ (3月8日 7時) (レス) @page4 id: 3ca6de3d32 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:餅の気持ち x他1人 | 作成日時:2023年12月14日 15時