標的278 援護 ページ40
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「XANXUS！！」
獄寺はボスを見て叫ぶ。
「沢田に伝えろ。ボンゴレ9代目直属独立暗殺部隊ヴァリアーは、ボンゴレの旗の下ボンゴレリングを所持する者共を援護する！！」
「って…俺達を…助けに！！」
「ししし、情けねーの！それでも嵐の守護者かよ。」
「ナイフ野郎！！それにAも！」
「ブルーベルここにいたからA達もこっち来たんだよ。」
「そういうことか。正直助かるぜ…。」
獄寺は傷口を抑えながら座り込む。
「あっ、そういえばベルとAちゃん。スクアーロどこにいるか知ってるかしら？」
ルッス姐は私とベルに質問する。
「んあ？あぁ〜隊長か。」
「確かやられて、今山本達が捜索してると思うけど。」
「ハッ、死んだか。」
「ハッ、死んだか。」
「ってことは次期作戦隊長私かしら♡」
「ししっ、これでど突かれなくてすむよな〜♪」
誰か一人くらい悲しんでやれよ…。
「何あいつら？変なの出てきた。」
ブルーベルはこちらを見ながら呟く。
「ボンゴレの独立暗殺部隊ヴァリアーだ。どの道消すだけだがな。」
「やってみろカス。」
XANXUSは手に憤怒の炎を込める。
「…聞けXANXUS…！！奴らはパラレルワールドを使いお前達の技を既に攻略している…。型のある技は使わない方がいい！！」
「るせえっ。」
「なっ、人が親切に…。」
「獄寺、ボスはかっ消せればいいんだからそういう話はまともに聞いてくれないよ。」
私は獄寺の肩にポンと手を置いた。
「あ、相変わらず無茶苦茶な奴だぜ…。」
「かっ消せ。」
「ガオオォォォ！！」
「にゅ。」
「来いっバーロー！！」
ボスの匣兵器とブルーベル達の攻撃がぶつかり合う。
「すっげぇ〜、よしAも参戦するぞ！」
「あぁ？てめぇは下がってろっつったはずだ。」
「何で！」
「てめぇの月属性は未だ白蘭に狙われてんだ。捕まったらてめぇごとかっ消すぞ。」
「ボス何で月属性のこと知ってるの！？」
確かチェシャは皆んな知らないって言ってたよな…。
今知ってるのは日本にいたツナ達やベル、そして白蘭達ぐらいなはず。
「それは僕が答えようか、A君。」
「その…声は！」
後ろを振り向くと、木の上を煙が包んだ。
「やぁ、久しぶりだねA君。無事で何よりだよ。」
「アブソレム！！」
煙の中からアブソレムが現れる。
「助太刀に来たよ。」
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作者名：もちゅろ | 作成日時：2019年5月17日 11時
