標的147 希望 ページ6
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「それでティモに頼んでいたらしいの。もし自分達がいなくなるようなことがあったら、Aの支えになってあげてほしいって。」
「それで両親を殺してしまった後、お前の元に9代目は現れたんだな。」
「そういうこと。」
でも今思えば、ティモはダディに頼まれたからってよりも心からAの支えになってくれようとしていた気がする。
そういう人だったから自然と私の心も開いていったんだと思う。
「まあダディとティモの詳しい関係とかは未だに知らないままっちゃままなんだけど、そんなことはもうどうでもよくて。ぶっちゃけティモがいなかったら今のAはいないし、本当に支えになってたなぁってすごく思う。」
だから、いつかAがきちんと成長できたら、今度はAの方から会いに行って感謝を伝えたいと思っていたのに…。
「うん…本当…こんな再会は望んでないよね…。」
「……。」
リボーンも表情を落とす。
「…あはは！でも懐かしいよ！当時口がものすごく悪かったAを正したりしたのもティモだし、何より学生になりたいって言ったAにツナが将来行くであろう並中を勧めてきたのもティモでさぁ。」
私は暗くなるのはよそうと思い笑顔を振りまいた。
「ティモが勧めてくれたからこうしてツナ達含め、リボーンや恭兄にも会うことができたしさ！ティモはAの人生を光ある方に導いてくれたんだ…。だからさ、そんな人が簡単に命落とすわけないよ。」
私はくしゃっと笑った。
でもそうだ…何を落ち込んでいたんだろう。
A達が暗くなったところで何も変わらない。
あの人との過去を思い出して冷静になれたよ。
「ティモは…9代目は大丈夫。絶対に。A達が信じれば、あの人はちゃんと答えてくれる。だって、もう平気だよって、笑ってるティモが浮かぶもん。」
するとリボーンもニッと笑った。
「あぁ、まだ希望はついえてないんだ。オレ達が信じねーでどーする。」
「だよね。うん。よかった、冷静になれて。ありがとね、話聞いてくれて。」
「オレ達が聞かせてもらった側なんだ。むしろ感謝するのはこっちだぞ。」
「A…。」
恭兄は私の頭を優しく撫でた。
「ふふ、ありがとね恭兄も。」
「よっと、それじゃあオレはそろそろ帰るぞ。話も色々聞けたしな。いよいよ明日が最後だ。お前達も気を引き締めておけよ。ちゃお！」
そう言うとリボーンは去っていった。
明日は遂に、大空戦…。
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あゆちぇる(プロフ) - もちゅろさん» もちろん見させて頂きます！！！！読んでてめちゃくちゃ楽しいのでこれからも愛読させてもらいます！！ (2019年4月23日 18時) (
レス) id: 7bbcc4d7df (このIDを非表示/違反報告)
もちゅろ(プロフ) - noa.さん» 遅くなりすみません！まだ見てくださってるかはわかりませんが本当にお待たせしました！設定、詰め込みすぎてわかりにくくなってないか不安だったのでそう言って頂けると嬉しいです！また更新頑張っていこうと思うのでよろしければこれからもお楽しみください！ (2019年4月22日 0時) (レス) id: 0294ce9dbf (このIDを非表示/違反報告)
もちゅろ(プロフ) - 黒猫♪♪さん» 遅くなりすみません！まだ見てくださってるかはわかりませんが本当にお待たせしました！面白い…その言葉だけで本当に励みになります！また更新頑張っていこうと思うのでよろしければこれからもお楽しみ下さい！ (2019年4月22日 0時) (レス) id: 0294ce9dbf (このIDを非表示/違反報告)
もちゅろ(プロフ) - あゆちぇるさん» 遅くなりすみません！まだ見てくださってるかはわかりませんが本当にお待たせしました！コメント拝見させて頂きました…。本当に嬉しい言葉の数々で…。ありがとうございます！！また更新頑張っていこうと思うのでよろしければこれからもお楽しみ頂けると嬉しいです！ (2019年4月22日 0時) (レス) id: 0294ce9dbf (このIDを非表示/違反報告)
noa.(プロフ) - 主人公の設定がしっかりしていて楽しく読めます！！！何よりもベルと仲が良いのが幸せすぎます！更新楽しみにしていますね、頑張ってください！ (2019年1月4日 1時) (レス) id: 5ffce0853a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もちゅろ | 作成日時：2018年11月15日 13時
