標的181 双子の憧れ ページ40
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「でもクロノ…だっけ。アリスじゃなくて別にAって呼んでくれていいよ。」
「そう、じゃあA様ね。」
「様もいらないけど…。」
「そこは私の好きにさせてもらうわ。」
気が強いタイプかな。
まぁでもこの子、ラビと違ってなんかしっかりしてるな。
「なぁ、あんたやっぱり本物のAか？」
「ん？」
今度は褐色肌の赤いニット帽を被った男の子が話しかけてきた。
「うん、Aだよ。えっと、どこかで会ったことあったっけ？」
「ほ、本当に本物のAちゃんなんだ！」
今度は色白肌の赤いニット帽を被った男の子が話しかけてきた。
この子達、同じ顔してる…双子かな。
「俺達は元からヴァリアーに入ってたんだが、あんたが入ってきたって話を聞いてな、部下にしてもらう為ここに来たんだ。」
「僕はディー、こっちはダムっていうんだ。僕らは双子でね、小さい頃にAちゃんに助けてもらったことがあるんだ。」
「Aが…助けた？」
全くもって記憶にないぞ。
「えっと、確かまだAちゃんがリリィちゃんだった時かな。僕らの父親も虐待が酷い人でね、毎日苦しめられてたんだ。」
この子達も…。
「俺達は耐えかねて親父を殺そうとしたんだが力及ばず失敗してな…つーか俺らの親父はなんとかっていうマフィアのボスだったらしくてな。」
「詳しく教えてもらったことがないからあんまり知らないんだけどね。」
「マフィアのボス…？」
「そう。殺しに失敗した僕らは父親に見つからないように隠れていたんだ。父親は僕らを血眼で探していたよ。そんな時、侵入者が現れたんだ。」
「えっちょっと待って、それ…思い出したかも。」
「あぁ、あんたが入ってきて親父ごと全員ぶっ殺していったよ。」
昔クリムゾン=フォグの任務で潰したファミリーの一つだ。
「感動したんだぜ、俺らとほぼ同じくらいの女のガキが大人達に負けずにぶっ殺してく姿にさ。」
「だから僕達も修業してあの子みたいに強くなろうって頑張ったんだ。でも、誰かも知らない君に会うのは大変でさ、半分諦めてたよ。」
「結局俺達は強くなれば会えるってことだけを信じて、さらなる高みを目指してヴァリアーに入隊し修業を続けていたんだ。」
「まさか本当に会えるなんて〜。」
「で、でもちょっと待って。だったら何でAの名前やクリムゾン=フォグのこと知ってたの？」
「それは僕が話すよ。」
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あゆちぇる(プロフ) - もちゅろさん» もちろん見させて頂きます！！！！読んでてめちゃくちゃ楽しいのでこれからも愛読させてもらいます！！ (2019年4月23日 18時) (
レス) id: 7bbcc4d7df (このIDを非表示/違反報告)
もちゅろ(プロフ) - noa.さん» 遅くなりすみません！まだ見てくださってるかはわかりませんが本当にお待たせしました！設定、詰め込みすぎてわかりにくくなってないか不安だったのでそう言って頂けると嬉しいです！また更新頑張っていこうと思うのでよろしければこれからもお楽しみください！ (2019年4月22日 0時) (レス) id: 0294ce9dbf (このIDを非表示/違反報告)
もちゅろ(プロフ) - 黒猫♪♪さん» 遅くなりすみません！まだ見てくださってるかはわかりませんが本当にお待たせしました！面白い…その言葉だけで本当に励みになります！また更新頑張っていこうと思うのでよろしければこれからもお楽しみ下さい！ (2019年4月22日 0時) (レス) id: 0294ce9dbf (このIDを非表示/違反報告)
もちゅろ(プロフ) - あゆちぇるさん» 遅くなりすみません！まだ見てくださってるかはわかりませんが本当にお待たせしました！コメント拝見させて頂きました…。本当に嬉しい言葉の数々で…。ありがとうございます！！また更新頑張っていこうと思うのでよろしければこれからもお楽しみ頂けると嬉しいです！ (2019年4月22日 0時) (レス) id: 0294ce9dbf (このIDを非表示/違反報告)
noa.(プロフ) - 主人公の設定がしっかりしていて楽しく読めます！！！何よりもベルと仲が良いのが幸せすぎます！更新楽しみにしていますね、頑張ってください！ (2019年1月4日 1時) (レス) id: 5ffce0853a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もちゅろ | 作成日時：2018年11月15日 13時
