標的162 生存 ページ21
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「ス…スクアーロ！！」
私は突如現れた人物に思わず叫んだ。
「…そんな…！信じ…られない…！生きていたなんて！！」
「スクアーロ！！よかっ…よかった！！」
「よぉA。」
「ディーノ！」
スクアーロを連れてきたのはディーノ達だった。
雨戦の時、ディーノは山本のもしもの時の為に部下を忍び込ませていたらしい。
だがあの日水槽に落ちてきたのはスクアーロで、そのまま助けていたと言うのだ。
「貴方はスクアーロ！！」
その時チェルベッロが現れた。
「おいねーちゃん達、今頃そいつをフィールドに入れるのは無理があるんじゃねーか？」
「わかって…おりました…。」
え…チェルベッロ達…何で。
「ただし全員観覧席に入ってもらいます。」
どういう…ことだろう…。
「いいぞぉ…その怒りがお前を強くする。」
その時、スクアーロが呟いた。
「その怒りこそがお前の野望を現実にする力だ。その怒りに俺は憧れついてきた。」
ゾクゾクっと私の中に何かがこみ上げてきた。
何だろ…この気持ち。
まるでAもその怒りに憧れていたかのような。
「死にさらせ！！！」
飛びかかっていったXANXUSはそのままツナに殴られた。
「ぐ…ぬおおおお！！！おおお！！！！」
ツナはそのまま勢いよくみぞに拳を入れた。
「それが…どうした！！」
XANXUSは血を吹きながらもツナを見上げた。
「死ね！！！」
ツナはXANXUSの放った炎を零地点突破で受け止めようとしたが、当たる直前に避けてしまった。
「避けた！？」
「あれほどの炎を受けたら吸収しきれずにツナの方がパンクしちまうからな。」
「そ…そんな！！あの沢田殿の力を凌ぐなんて…！！」
「かっ消す！！！」
またも飛びかかって行ったXANXUSに対しツナは一瞬目を閉じた。
「ツナ！！何をする気だ！？」
するとXANXUSは銃を捨て、ツナと手を組むようにしてぶつかり合った。
「あの炎を受けて立つ気か！？」
「でもあの体制だと零地点突破すら…。」
「終わりだぁ。」
そして2人はそのまま強い炎の光に包まれた後煙に巻かれ見えなくなった。
「ツナ…。」
「沢田殿！！」
「煙で何も…。」
「いや、誰かいるよ。」
煙の中に一つの人影が映る。
それはXANXUSだった。
「そ…そんな…。」
「当然の結果だぁ。」
「そう慌てんな。」
「うん…XANXUSの手…。」
「手…？」
「あれは！！」
XANXUSの手は凍らされていた。
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あゆちぇる(プロフ) - もちゅろさん» もちろん見させて頂きます！！！！読んでてめちゃくちゃ楽しいのでこれからも愛読させてもらいます！！ (2019年4月23日 18時) (
レス) id: 7bbcc4d7df (このIDを非表示/違反報告)
もちゅろ(プロフ) - noa.さん» 遅くなりすみません！まだ見てくださってるかはわかりませんが本当にお待たせしました！設定、詰め込みすぎてわかりにくくなってないか不安だったのでそう言って頂けると嬉しいです！また更新頑張っていこうと思うのでよろしければこれからもお楽しみください！ (2019年4月22日 0時) (レス) id: 0294ce9dbf (このIDを非表示/違反報告)
もちゅろ(プロフ) - 黒猫♪♪さん» 遅くなりすみません！まだ見てくださってるかはわかりませんが本当にお待たせしました！面白い…その言葉だけで本当に励みになります！また更新頑張っていこうと思うのでよろしければこれからもお楽しみ下さい！ (2019年4月22日 0時) (レス) id: 0294ce9dbf (このIDを非表示/違反報告)
もちゅろ(プロフ) - あゆちぇるさん» 遅くなりすみません！まだ見てくださってるかはわかりませんが本当にお待たせしました！コメント拝見させて頂きました…。本当に嬉しい言葉の数々で…。ありがとうございます！！また更新頑張っていこうと思うのでよろしければこれからもお楽しみ頂けると嬉しいです！ (2019年4月22日 0時) (レス) id: 0294ce9dbf (このIDを非表示/違反報告)
noa.(プロフ) - 主人公の設定がしっかりしていて楽しく読めます！！！何よりもベルと仲が良いのが幸せすぎます！更新楽しみにしていますね、頑張ってください！ (2019年1月4日 1時) (レス) id: 5ffce0853a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もちゅろ | 作成日時：2018年11月15日 13時
