君想い (ページ47)

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「鈴木さん、あのバーの店の近くにおろして下さい。」

鈴「了解しました。早めに家帰って、しっかり休んでくださいね？」

「わかってます。」

そう答えながらも、すでに俺は寝かけていた

宮「玉…相当疲れてるんだね、」

横「身体壊さないといいけど…」

ドラマの撮影

ライブのリハーサル

雑誌の取材

番組収録

ありがたくも、俺は今とてもたくさんの仕事を貰っている

だからこそ一つとして満足のいかないものは作りたくない

…とは言いつつ、身体は結構なダメージ食らってるみたいだった

鈴「玉森さん…玉森さん！」

鈴木さんに呼ばれて体を起こす

「あっ、すみません…！爆睡してた、」

鈴「着きましたよ」

「ありがとうございます。」

カランカラン

やっぱりあいつと会うときは決まってこの店

幸一「裕太、いらっしゃい。幸人もういるよ」

「ありがとう。」

個室のドアを開ける

幸人「よっ」

「こんな遅い時間にごめん…なかなか時間取れなくて」

幸人「全然いいよ。話って何？」

「あのさ…」

ふぅと一息吐く

「幸人とAちゃんって付き合ってるの？」

幸人「…付き合ってるよ」

ガンッと頭に衝撃が走った

やっぱ…そうだよな……

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