君想い (ページ35)

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「玉ちゃん、お誕生日おめでとう…！」

玉「ありがとう、なんか面と向かって言われると照れるわ笑」

そう言って、少し耳を赤くしてる彼

「あのねっ…これ！」

少し、いやかなり緊張しながら、私は買ったプレゼントを玉ちゃんに差し出した

玉「えっ」

「何がいいか全然わかんなくて、私センスもないし、玉ちゃんからしたら安いかもしれないんだけど、似合うかなって思って…」

玉ちゃんの反応が怖くて、つい早口になってしまう

玉「うそ、すごく嬉しい笑 Aちゃんからプレゼント貰えると思わなかった。」

「喜んでくれてよかったぁ…」

ホッと胸をなでおろす

玉「このブランド普通に高いよね？気遣わせちゃってごめんね？」

「いやいや！いつも玉ちゃんにはお世話になりすぎてるから」

玉「じゃあ今度は俺がお返ししないとね笑大事に使わせてもらうよ」

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玉ちゃんと話してると本当に楽しくて

あっという間にお別れの時間になってしまった

玉「あれ、もうこんな時間だぁ」

「ほんとだ…明日も仕事忙しいのにごめんね？」

玉「俺が誘ったんだから謝らないでよ笑最高の誕生日になった！ありがとねAちゃん」

玉ちゃんは私にくしゃっとした可愛らしい笑顔を向けてくれる

なんでこんなにカッコよくて優しいんだろう…

完璧すぎて怖いよ…

「こちらこそ…玉ちゃんのお祝いできて嬉しかった、ありがとう…！」

玉「ふふ。よし、じゃあ帰ろっか。タクシーお店の前に止まってるから先乗ってて？俺も乗ってく。」

「うん…ってえ！」

玉ちゃんとタクシー一緒に乗るの？！

それは流石にまずいでしょ…

玉「ん？笑」

「週刊誌とかに撮られちゃうんじゃ…」

それに、私の心臓も持たない！！！！！！

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