君想い (ページ30)

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29～T side～ページ30

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「ただいまー」

観葉植物たちにあいさつして

そのままソファにダイブした

「…話したい……」

って俺何いってんだ………//

疲れすぎて頭おかしくなったかな

腕を額に当てて目を閉じる

なんでこんなに必死になってんの？

いままでこんなことあったっけ…

彼女＿＿＿

おそらく俺の好きな人は

笑顔が可愛らしい、周りに気遣いもできて、でも少し抜けてて…

見てるだけで面白い…笑

そして気づいたらそんな彼女に惚れている自分がいた

らしくねーよなぁ…

ピコンッ

LINEの通知が鳴った

『あの、おこがましいかもしれないんですけど、3月17日っていいんですか…？』

Aちゃんからだった

やけにかしこまった文書で、

ん、？誕生日だったらなんかダメなことあった？

『なんかだめなことあった？』

するとすぐに返信が返ってきて

『彼女とか…』

『なんか本当にごめんなさい！』

あーそういうことね、

てかなんで謝ってんの笑

あたふたしてるAちゃんが頭に浮かんでつい笑ってしまった

『Aちゃん、今電話できる？』

やば、送っちゃったよ

ちょっと急すぎた？

あーーどうしよ

俺、結構重症だわ……笑

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