近界民の空閑双子２《ワールドトリガー》

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そして千佳は、｢攻撃手(アタッカー)｣、｢銃手(ガンナー)｣、｢狙撃手(スナイパー)｣という3つのポジションから狙撃手(スナイパー)に決まった





一通りのことを決め終え、みんなでわちゃわちゃしていると、扉の向こうからいくつかの気配がした





遊莉｢....？｣





誰が来るのかと構えると、バンッと力強く扉が開けられた





小南｢あたしのどら焼きがない！！誰が食べたの！！？｣





入ってきたのは赤い制服を着た女の人だった





小南｢さてはまたお前か！？お前が食べたのか！？｣

陽太郎｢ﾑﾆｬﾑﾆｬ......確かな満足........｣

小南｢お前だなーー！！？｣





女の人は陽太郎の足を持ち上げぶらぶらと揺すった





ていうかどら焼きって昨日貰ったやつでは......？





だとしたら申し訳ないことをした





宇佐美｢ごめーん、小南。昨日お客さん様のお菓子に使っちゃった｣

小南｢はぁ！？｣

宇佐美｢また今度買ってくるから〜｣

小南｢あたしは今食べたいの！！｣

？｢なんだなんだ｣





騒いでる女の人を他所に、静かな足音が2つ聞こえてきた





木崎｢騒がしいな、小南｣

烏丸｢いつも通りじゃないすか？｣





足音の正体は、ムキムキな人とモサモサした人





今来た3人が多分玉狛支部の隊員かな





烏丸｢おっ、この4人、迅さんが言ってた新人すか？｣

小南｢新人....？あたしそんな話聞いてないわよ！！なんでうちに新人なんか来るわけ！？迅！！｣

迅｢......まだ言ってなかったけど、実は........









この4人、俺の弟と妹なんだ｣





修｢！？｣

木/烏｢｢？？｣｣





........？？

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