二階堂カップル【あなたの番です】

#25 ページ25

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A｢あの教授は、皆嫌いだって言ってる｣

二階堂｢Aも嫌いって言ってたよね？｣

A｢うん。学生の頃から絶対留年させてやるって言われてたから｣

黒島｢私も、言われてて......あんまり陰口言いたくないんですけど｣

二階堂｢でも、殺したい人って紙に名前書いちゃってますけど....｣

A｢そりゃ...書きたくもなるよ....｣

黒島｢そうですね｣





黒島さんと苦笑いし合っている私達を何処か微笑ましく見ている忍には気づきもしなかった





手塚｢あ...ごめんなさい！！！｣




私達の会話を聞いていた手塚さんが黒島さんに頭を下げる




手塚｢変な疑い方するの2度目だよね？あぁ、ごめん....黒島ちゃんにはさ、ホント色々助けてもらってるのにさ。俺....駄目だな....｣

黒島｢そんな....やめてください。｣

手塚｢...ごめん｣











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時刻はあっという間に夕飯の時間。いつも通り、手塚さんが鍋を作って持ってきてくれた。私はめちゃくちゃ助かるんだけど、忍は....





二階堂｢苦手だって言いましたよね｣

手塚｢...うん。でも、しっかり食べてもらわないと。君だけの体じゃないんだから。ねぇーひーちゃん｣

A｢へ？あっ、はい。そう...ですね｣

手塚｢ほら(ﾆﾔﾆﾔ｣

二階堂｢....大丈夫ですよ｣




そう言って立ち上がる忍の頬は少し赤く染っていた





そして、手塚さんは戻って来る忍からゼリーを取り上げて言う





手塚｢俺、冗談抜きで毎日作ってくるから。菜奈ちゃん殺した奴捕まえるまで、毎日。嫌なら、早くAI完成させて｣





手塚さんの顔を見て、仕方なしに鍋をつつき始める。それを見て、私は思わず目を丸くする




二階堂｢....何｣

A｢いや....忍が他人の作った料理食べるなんて....明日は槍が降るよ...｣

手塚｢アハハっww｣

A｢美味しいでしょ？｣

二階堂｢....まぁ、美味しいけど、Aの料理のが美味しい｣

手塚｢え！？どーやん、ひーちゃんが作った料理は食べれるの！？｣

二階堂｢...そりゃあ....Aは....｣

手塚｢ふーん(ﾆﾔﾆﾔ｣

二階堂｢何ですか｣

手塚｢いやぁー(ﾆﾔﾆﾔ｣

二階堂｢ん"ん"、すいませんけど、まだまだ情報が足りないので菜奈さんのメールやり取りとか写真とか、見せてもらえますか？｣

手塚｢あっ、うん。ちょっと待ってて｣

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