【wrwrd】幹部死んでたんで助けます (ページ40)

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見えるのか？ページ40

次の日……

幽霊しか居ない一室……

os｢謝んなよ〜コネちゃん？｣

相も変わらずそっぽを向いているコネシマに
オスマンが声をかける

tn｢流石に、あの発言はないんとちゃうか？｣

トントンもコネシマに怒る

俺は空中でプカプカと浮きながらその光景を眺めていた

os｢ほら、今からでも謝りに行こか。｣

オスマンがコネシマの腕を掴んで引っ張る

お菓子を買って貰えない子供のように
コネシマは座り込んで｢ん〜！！｣と声をあげる

そもそも、俺らを生き返らせてもらうために
Aが居んのに、なんで喧嘩するかな……？

兎にも角にも、仲直りしてもらわないと困るので俺は降りてコネシマの前に立った

kn｢なんや、シャオロンまで説教か？｣

座りながら俺を見つめるソイツに俺は
口角をあげ、目を開いて、こう言った

sha｢ダッサwww｣

kn｢あ！？｣

俺の短い煽りに反応しコネシマが立ち上がる

sha｢流石に成人男性にもなって喧嘩して駄々こねるとか無いわ〜ww｣

俺がニヤニヤとしながら話すと、
顔を赤くして今にも鼓膜が破れそうな声量で
コネシマは反論しようとした

その時、部屋の扉が開いた

『……。』

ci｢♪♪｣

そこには、Aとチーノがいた

tn｢チーノ！？｣

em｢Aさん！｣

Aは周りをグルっと見て
『なんだ、幽霊しかいないのか。』
と言い部屋を出ていこうとした

そんなAの襟をチーノは掴む

『ぐえ……』

ci｢ほら、昨日の事、忘れたとは言わせませんからね？｣

『うぅ……』

すかさずオスマンもコネシマの横に行って
｢チャンスだよー？｣と声をかけた

Aは少し俯いてコネシマの前に立つ

『……。』

kn｢……。｣

『あの、コネシマ……。』

kn｢おん。｣

コネシマもAを見て照れくさそうにしている

『昨日はついカッとなって、すまなかった……』

kn｢……。｣

Aは手をモジモジさせながら話す

コネシマはため息をついて
片手を首の後ろに添えて顔を赤くする

kn｢俺もAの事ちゃんと気遣えてなかったわ……。すまん。｣

二人の会話を聞いて少しホッコリとした室内

……どこから入ってきたのか神が話し始めた

psn｢いや〜！良かった良かった！
じゃあ、これから鬱ショピ説得大作戦だね！｣

『あぁ……そうだな。……ん？
待て、しんぺい神……お前、コネシマ達が見えるのか？』

psn｢うん。｣

その返答に神以外の全員が｢は？｣と声をあげた