芥川 龍之介ver. ページ4
Aside
今日は、私の誕生日の日だ。
1歳年を重ねることになっただけだが、嬉しいのはやはり隠せないな。
とは言ってもきっといつも通りの日常を送ることには変わりはない。
此処はポートマフィアだ。
誕生日だからと言って祝われる訳でもないし、プレゼントなんて持っての他。
寧ろ紅葉姐さんと一葉ちゃんに祝われただけ有難い方なのだ。
彼氏の龍之介は誕生日が何時かなんて聞かれたことすらない。彼がそういう行事ごとに興味ない性格をしてるのは知っている。
知っていた筈なのに…何故こんなにも苦しくなるのだろう。
嗚呼。きっと付き合って始めての誕生日だからか。
そう考えながら、幹部補佐でもある私は目の前の首領に報告をしていた。
そろそろ帰してくれ、なんて思ったときだった。
森「そういえばAちゃん、先程樋口くん達の話を聞いて知ったのだが…今日誕生日だったのかい?」
死ぬかと思った。
驚かさないでくれよ……。
A『へ…?あ、はい!そうです。今日が私の誕生日ですが…』
森「そうかい。そういう表情を浮かべているということは、20歳を超えても尚、誕生日というのはそこまで嬉しいことなのかね?」
A『あ。え、いや……え、そぃぅわけでは…』
森「ははは、冗談だよ。驚かせてすまない。もう下がっていいよ。」
A『はい。失礼しました。(怖すぎる………)』バタッ
そして日が完全に落ち、深い夜が顔を出し始めたころ。本日2回目の任務を終え、報告書など書類作成を行っていた時だった。
芥「居るか?」
その一言。きっといつも通り用事でもあったんだろう。
A『開いてるよ、龍之介。』
と返事をすると直ぐ様扉が開かれる。
すると少し変わったことに、龍之介はちょっとだけ恥ずかしそうな表情をしていた。
芥「…………これ、やる。」
え、もしかして……
芥「樋口から今日が誕生日だと聞いた。渡すのが遅れてすまなかった」
そう言って私の手に預けられたのは、白いハートがモチーフのネックレスだった。
私が2回目のデートでいいなぁと思っていた代物だ。
泣かせに来てるなぁ……龍之介のクセに。
嬉しすぎて泣きそうになるのを堪えて、今できる精一杯の笑顔で応えた。
A『……っありがとう龍之介!!』
すると、彼は照れた様子で言った。
芥「ネックレスをプレゼントする意味も調べとけ。」
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
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水菜(プロフ) - 綾瀬川さん» 綾瀬川さん、リクエストありがとうございました!お話が完成いたしましたのでご報告させていただきます! (8月26日 16時) (レス) id: c1a8a22eac (このIDを非表示/違反報告)
水菜(プロフ) - 綾瀬川さん» 本当ですか、、ありがとうございます!条野さんですね、了解しました🥰 後で覗かせて頂きますね! (8月23日 22時) (レス) id: c1a8a22eac (このIDを非表示/違反報告)
綾瀬川 - すごいです、、、、 私は最近、利用し始めたので、こんなふうに書けるといいなって尊敬します!リクいいですか?できれば条野さんを書いてほしいです❗よろしければ私の作品も覗いてください、、、、 (8月23日 8時) (レス) @page6 id: 161a01b196 (このIDを非表示/違反報告)
水菜(プロフ) - 眠いちゃんさん» ありがとうございます!!全て…!?凄いロマンチストですね!尊敬します! (6月8日 17時) (レス) id: c1a8a22eac (このIDを非表示/違反報告)
眠いちゃん - 隠された意味全部分かったので私はロマンチストです() 最高過ぎます!! (6月8日 13時) (レス) @page1 id: 07b28c2f89 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:水菜 | 作成日時:2023年4月7日 16時