【HQ】 I'm dying to meet you. ｢川西太一｣ (ページ8)

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6歩、ページ8

川西side

友A･B「本当にだな！？」

川『ホントだから……っていうか声大きすぎ』

友A「それにしてもヒューヒューだなホント！」

友B「なー、迎えに行くってなんかロマンテ……ｲﾀﾞｯ」

川『何かな…？？？黒笑』

友B(こ、こえぇ……白布ばっか怖いとか言ってるけどお前も普通にこえぇんだよなぁ…)

友A「それじゃあ決まりだ！！」

この会話の後、近くを通りすがった噂好きな天童さんや山形さん(白布もいたな…)に質問攻めにされたのはまた別のお話。

いやホント話撒くの面倒くさかったんだからな…

つーか、アイツら絶対これも目的だったろ

まぁ、いいや。

Aを迎えに行く。拒まれたとしても。

アイツらと話して、決めたこと。

まぁ…提案したのも、説得したのも、全部あっちだけどな。
ホント不思議だよな。あの2人と俺じゃあ、全然性格が違うのに。

Aの高校だとか、予定だとかは、アイツらが調査してくれるらしい。

頼ってばっかだなぁ

チャンスは1番近くて約1週間後の土曜日。
その日は修理工事か何だかで、午前午後と体育館が使えないから休みになったのだ。

見逃せない。

この土曜日が過ぎれば、次の週から大会が始まる。
そうしたら暫く会う機会がないから。

絶対、だから待っててね。

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〜約2週間前〜

Aside

聞き込み調査を開始してから約2週間ちょい。
……何も手がかりや情報はない。

いや、分かってたよ！？分かってたけども…！！

というか、今になって大変なことに気づいてしまったのだ。
それは……

私の生活ルーティン…同級生と全く会わない！！

人脈が全くないわけじゃない。

ただ、中学時代、私達が付き合っているのを知っているのはほんの数人だけだ。

私と太一どっちも冷やかしが苦手な性格だったから。

だから、久しぶりに再会したついでになんだけどぉ…
みたいな…さ。

……まぁ、仕方ない。

いつも使ってる電車何本かずらしてみようかn

ﾄﾞﾝｯ

A『ひゃあああｯ！？……っすみません！！』

友A「おう、こっちも悪かったな！？……ってあれ？
もしかしてA……？？」

A『へ、あ…。って、え！！！？あ、新汰！？』

新「おー！久しぶりだな！？ちょっとどっかで話すか！？」