なんで俺だけ…

どん底〜伊野尾〜 ページ41

知念「とでも言うと思った？敬語使えよ、バーカ(笑)」
山田「これに引っ掛かるとか相当のバカだよ(笑)」
有岡「おーい、伊野尾〜？聞いてますか〜？(笑)」

ゲラゲラと笑うメンバー達。
嘘だろ。騙されてたのかよっ！

こんなメンバー、信じるんじゃなかった。
もう、さっきとは違う意味で泣きそう。
視界が歪んできた。うう。
薮「お前、敬語使わなかった罰な。」
(ﾎﾞｺｯ
高木「こんなんで騙されるもんなの？」
(ﾊﾞﾝｯ

笑い声と鈍い音が混ざって、最悪なハーモニーを奏でる。



(ﾊﾞﾝｯ(ﾄﾞﾝｯ(ﾊﾞｼｯ(ﾎﾞｺｯ(ﾄﾞｽｯ(ﾀﾞﾝｯ(ｶﾞﾝｯ 伊野尾「う”う”う”」(ﾊﾞﾝｯ(ﾄﾞﾝｯ(ﾊﾞｼｯ(ﾎﾞｺｯ(ﾄﾞｽｯ(ﾀﾞﾝｯ(ｶﾞﾝｯ 伊野尾「ガハッ！」(ﾊﾞﾝｯ(ﾄﾞﾝｯ(ﾊﾞｼｯ(ﾎﾞｺｯ(ﾄﾞｽｯ(ﾀﾞﾝｯ (ｶﾞﾝｯ(ﾊﾞﾝｯ(ﾄﾞﾝｯ(ﾊﾞｼｯ(ﾎﾞｺｯ伊野尾「う”う”っ」(ﾄﾞｽｯ (ﾀﾞﾝｯ(ｶﾞﾝｯ(ﾊﾞﾝｯ(ﾄﾞﾝｯ(ﾊﾞｼｯ(ﾎﾞｺｯ(ﾄﾞｽｯ(ﾀﾞﾝｯ(ｶﾞﾝｯ
みんなが同じ速度で殴る蹴る。
所々聞こえる俺のうめき声。
もう限界。
こんなに苦しいならもうやめたいよ！
ダレカタスケテ？

薮「これくらいにしとく？」

知念「いや、もっと。誰か、伊野尾の事押さえといて。」

やだ。まだ終わらないの？
もう無理だってば！限界だってば！

やめて！

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