キメツ学園の恋愛事情3

130時間目 煉獄杏寿郎 ページ43

りおんside


みんなが寝静まった頃

私は1人眠れずにいた

なんでって？

京都が楽しいからだよ!!!
(遠足など行事の前日は絶対眠れないタイプ)


『〜♪〜〜♪』


聞こえるか聞こえないか程度の音で歌っていた

よし、外行こ

ヽ(*｀∀´*)ﾉ ｸﾞﾍﾍﾍﾍ


部屋の外に出た

『ほへー、夜でも明かり点いてんのな』


当たり前かwww


『大きな栗の木の下でーあーなーたーとわーたーしー』

『なーかーよーく遊びましょー』

『大きな栗の木の下でー』


たまに童謡歌いたくなるよね


『あ、アイスの自販機だ』


チョコ系あったら買お


『チョコ……ミント…だと…？』


チョコミントは外道だ!!!
(圧倒的チョコミント嫌い派)


『暖かいココアでいいや』


ココアを買ってフロントの椅子に座った

静かだあ


『怖ぇwww』


怖い時って笑いたくなるよね

分かる？


ﾌﾞﾝﾌﾞﾝ


『あへぇ？』

ほへぇ？

はふぅん？


なんか、外(中庭)から聞こえる


『き、気のせい気のせい』


ﾌﾞﾝﾌﾞﾝ


٩( ᐛ )やっぱり聞こえるぅ( ᐖ )۶


『おっかないって泣』


私はそっと中庭に通じるドアに手をかけ…


ﾊﾞﾝｯ!


そこには竹刀を振っている桃寿郎がいた


『えーへー』


私の恐怖心返せっての


『桃寿郎？』


声をかけたが気付かず

まあ、それならあれをやるしかないね


『桃寿郎にスパーキング(ココアの空き缶)』


ﾍﾞｺｫ

空き缶は桃寿郎によって潰された


『うへぇ』

桃寿郎「いつからいたんだ？」

『さっき、声掛けても反応しなかったから』

杏寿郎「ものを投げるのは良くないな！」

『うわ(ﾑｸﾞ?!』

杏寿郎「夜だ、静かにしなさい」


いや、後ろから声かけないで？


『ごめん』

杏寿郎「それより、2人とも何をしているんだ、寝なさい」

桃寿郎「眠れなくて」

『私も』


てか、先生は何してたんだろ

気になりますねえ( ¯꒳¯ )


『先生は？何してたの？』

杏寿郎「風呂に入っていたらいつの間にかこの時間だった！」


先生ははっはっはっと笑いながら言った

どんだけ長風呂ですか

てか、ちゃんと髪乾かしてるの偉い(かっこいい好き)

天兄は乾かさないからなぁ


杏寿郎「そんなに見ないでくれ…///」

『う、あ、ごめん…//』

桃寿郎「俺もいることを忘れないでいただきたい」

『あ、ごめん』


普通に忘れてた


杏寿郎「早く部屋に戻って寝なさい」

桃寿郎「はい」

『はーい』



．



．



．



．



．



．



寝た

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