第1話 動き出す�� Side:コナン ページ4
俺が小さくなってどれくらいたっただろうか。
情報は集まってきた。
ジンやウォッカの上にラムという組織のNo.2がいること。
組織に潜入している安室さんや水無さんからも色々と聞くことができている。
そして今日も何やら情報が入ったようで、俺は安室さんに呼ばれてポアロのカウンター席に座っている。
他にお客さんはおらず、梓さんも今はいないらしい。
「君に知らせなければいけないことがあるんだ」
そんな前置きいらない。
貴方が俺をここに呼ぶ時点でわかってるんだから。
俺はジッと彼を見る。
「何、そこまで悪い情報ではない。組織にとってはかなり悪い状態だと言えるけどね」
安室さんが笑って言う。
俺は黙って先を促した。
「組織には天才と呼ばれている奴がいてね」
おいおい、あんたや赤井さんだって十分天才の部類だろうが。
それを差し置いた天才ってどれだけだよ。
「全ての計画は彼が立てていると言われているんだ。それが真実かどうかはわからないけどね」
計画って、暗殺の…？
「そして、彼の計画は完璧。失敗などないように完全バックアップのもとで行われる。彼のハッキングをもってしてね」
ハッキング。
コンピュータを乗っ取って思い通りに進めるのか。
ちょっと待て。
ハッキングができるってことは、この人たちスパイ、ノックリストに載っていると人たちは大丈夫なのだろうか。
「おそらく彼はノックリストの内容を知ってる。それでも今僕たちがこうして生きていられるのは、まだ彼がそれを上に報告してないから。まぁ、するつもりはないだろうけどね」
どういうこと？
するつもりがないって…
なんでそんなことわかるの？
「連絡が来たんだ。組織から、全構成員へ。ほら」
【カルア行方不明。至急捜索せよ。生きて連れ戻せ】
見せられた携帯画面には、そう、書いてあった。
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夏生莉緒(プロフ) - ミアさん» コメントありがとうございます！とても嬉しいです！更新頑張りますね^ ^ (2019年4月29日 18時) (
レス) id: 178bcf1535 (このIDを非表示/違反報告)
ミア - とっても、面白いです＾＾ 頑張って下さい (2019年4月29日 18時) (レス) id: ba2dc2fbad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夏生莉緒 | 作成日時：2016年8月15日 15時
