人を殺さぬ技術と血 ページ33
全て説明しよう。横浜にいたはずの琲世が江戸に戻った理由はこれだ
フョードル「よく笑いました...お茶ってあります?」
中島「ガ、ガ、ガチの、わ、笑い...でしたね」
太宰「恐ろしいほどに笑ってた」
海を眺めていた琲世の足元に毛虫を仕掛け、それを見た琲世が一瞬で失神する姿を見て大爆笑していた。
後に紅葉と森鴎外にボコられ、三人はフョードルの目が届かぬ場所に移動したということである
フョードル「...虫の存在も忘れてるとは...これはもっと楽しめそうです。」
中島「そもそも何で敵がここにいるんですか」
フョードル「物語事情です」
太宰「物語事情強いなあ...そしてメタい」
フョードル「これほどの勢力がないと勝てない、と観測者は感じているのでしょうね」
中島「観測者?」
フョードル「気にしないでください。僕は彼女をあるべき場所に戻しただけ...まだこの地は通過点に過ぎないのです」
始まりの地、そして終着点こそが江戸
虚は生き返って琲世に会ったときに確信した。この女の身体にレインの魂がある、と。奪われた魂はこの女の中にあった
先ずは記憶を奪い、女の大切な者たちを徐々に殺していく。最後に命を奪い、レインの魂を取り返す
これが虚の目的だ
イライ「...真意が理解できない。これ以上は無駄だ」
郡「場所を教えろ。」
イライ「悪いが、君の仇を別の敵にする。」
郡「何故だ!?」
イライ「その敵を殺した瞬間、記憶は元に戻る。追い付くかは別として...」
郡「そんな護り方は許さないぞ...倉本」
倉本「...不器用すぎましたか。では試練を与えましょう」
郡「試練?」
倉本「真選組を救ってください。隊士は一人死んでいます」
郡「...何故救えない」
倉本「我々の実力が不足していたから。伊東さんは死にました」
イライ「...これが写真だ」
残酷な殺し方...みんなの戦意が無くなりつつある
十字架のものに貼り付けられたその死体は、腕や味をねじ曲げられていた。伊東の首も真逆に折られている
郡「これは試練じゃない。正義のための任務だ」
倉本「それではサバイバーとハンターの皆様、あなた方には短期間で戦い方を教えました。ハンターには殺しと半殺しの技術、サバイバーには決して殺さぬ格闘術。」
イライ「エマ、イソップ、エミリー」
エマ「合流してよかったなの!」
ジョゼフ「というか、僕とエマとエミリーが来なければ...いっか」
倉本「敵を排除しなさい。」
晃の使命は勝利→←記憶がなくても身体は覚えてる。ので失礼なことはやめましょう
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作者名:琲世 | 作成日時:2019年4月29日 15時