事情が色々とあれだから、あれをあれします。 ページ24
美妙「エースの代理がお前か...私も上司の代わりだけどね。」
太宰「あーあ、最悪。本当に最悪だよ...そもそも何で僕が来なきゃいけないわけ?社長に説明するの疲れたんだから。君と姐さんがいなかったら本当にヤバかった」
紅葉「代わりが他にいなかった。仕方なかろう」
「今度中也さんのロマネを盗みますから、それを呑みましょう」
中也「本人の前で堂々と言うな...ッ!」
ポートマフィア五大幹部、歴がどうであれ其々に見合った圧がある。太宰は表で笑っているが裏では無感情、中也も酒のことで怒っているが、内心真剣である。
美妙も構成員でありながら、幹部と同じような雰囲気が漂う。それは同僚でさえも近づけないほどだ
紅葉「ああ、わっちの可愛い琲世...帰ったら一緒に風呂に入ろうな」
「姐さん、私は探偵者や特務課も助けたいんです。そのための会議と聞いたのですが...」
紅葉「わかっておる♪しかし主が一人では不安でのう...」
「確かに手足なくなったりしたけど...こうして生えてるから大丈夫。人喰いの血はもう消えたから生えないけどね」
幹部と感じ取れないのはこの二人だけだ。片方は新人だからともかく、姐さんと呼ばれる女は殺しのプロ。首領と対等に話せる存在とは思えないほどの柔らかさ。
___しかしその柔らかさも、首領が来れば一瞬で消える
森「準備が整った。始めよう」
紅葉「佐々木異三郎は?」
「局長...局長がいらしてるのですか?」
森「彼も生き返ってしまった。今は君のために住民を吉原に避難させてるよ」
「...よかった」
森「私たちが会議することはその件だが...もう一つある。元見廻組局長との約束を捨て、武器を取り殺しを行う。虚とレプリカを滅ぼすのだ」
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作者名:琲世 | 作成日時:2019年4月29日 15時