電網戦は中々辛い ページ13
夜、外の空気を吸いたくてつい出てしまった。その時に私を斬った男の顔が、ぼんやりと見える
あれは虚だ
惨髄「A、久しぶりですね」
「先生...!」
惨髄「お兄さんも待っている。此方に...」
外に出ようとしたときに、全てのシャッターが閉まる。ドアからも窓からも脱出不可能...閉じ込められた
フョードル「抵抗はよしてください。あなたたち死にますよ」
「...?」
フョードル「特に佐織さん、いつ首輪付けられたんですか」
佐織「...あっ、そういえば昼にイケメンの人がプレゼントしてくれた!師匠のお友達だから付けたんです!」
フョードル「絶対にそれじゃないですか。バカですね」
「急に現れて...初対面でそれはないでしょう!?」
フョードル「初対面?君が敵だった慘髄に誘拐された時、僕と彼とは一度...一瞬だけか。それか記憶喪失...両方だな」
「...独り言派の人だ。あの人友達いないよ」
信女「可哀想。」
フョードル「殺すよ?」
エース「ずっと待っていたよ...空間から脱出できる日を。長くなったがようやく脱」
「「「テメェは邪魔だ!!!(バキッ)」」」
エース「べばすッ!?」
頭にクリーンヒット。打ち所はそんなに悪くないと思うから死なない
多分
佐織「大丈夫ですか!?...あなた、昼間のイケメンさん...」
エース「この私に怪我を...チッ」
「佐織!今すぐそいつから離れて!」
銃をすぐに抜き取り狙いを定めるが、佐織は逃げるのが遅れてしまい頭に拳銃を突きつけられている。刀と銃、どちらが早いかよくわかる
圧倒的に不利なのがどちらか、ということも
エース「そうだ...全員そこにある首輪を付けろ。武器も置け」
フョードル「生き返った際に命令を組み込まれましたか。敵は頭が悪い...こんな脅しに僕が引っ掛かるとでも?前と同じ"失敗"ですね」
「なにを...」
フョードル「今日は気分がいい。今日の僕は目的がない。彼女は僕が助けてあげますから、逃げたらどうですか?何処かに出入り口でもあるでしょう」
信女「...風を感じる。佐織」
佐織「絶対に...絶対に後で合流します。私はこの人を信じます!」
「佐織が信じるなら私も信じるよ。頼むよ、イケメンさん」
フョードル「...さて、問題です」
エース「来るな!!」
フョードル「僕より優しい人は存在するか、しないか。君もよく考えてみてください」
目的がない奴の考えは読みづらい→←クールな奴が記憶をなくすと、大体初期以上の陽気キャラになってそうっていう妄想です
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作者名:琲世 | 作成日時:2019年4月29日 15時