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女の子だから ページ13

部屋に閉じ籠る私と...松陽さん

外は雪、もう真っ暗だ。朝の出来事が嫌でも私を現実へ帰そうとする

もう...外に出たくない

松陽「...あの...よかったら明日、一緒に出掛けませんか?」

突然話しかけられ、私は動揺してしまう

「何処に行くの?」

松陽「モールとか色々!えっと...デートって言うんですかね」

「...あなたと?」

松陽「あっ、深い意味があるわけではありません!さ、さっきのも...えっと...!」

「うん、いいかも。松陽さんとデートも、何だか楽しそう」

...そう言ってみたら、彼の顔は真っ赤になっていた

多分顔を見つめ合う暇はないと思う。私も真っ赤だから



女の子...だからなのかな?









七海「もー、何着ても似合う!あっ、黒ドレスなんてどうかな!?」

「パーティーに行くわけではないので」

七海「やれやれ...あっ、じゃあこの着物なんてどうかな?前ここにいた、紅葉さんって人のはどう?」

...とても華やかで素敵だ。

尾崎紅葉...

「...彼女は今何処に?マフィアに所属していた履歴はありました」

七海「...貴女と鏡花ちゃんを庇い、二度死んだ」

一度目は死神の襲撃、Aを庇い死亡。後にチサのタロットの力で蘇るが、異能力は貴女に渡される

二度目は鏡花ちゃんを組合の一員から庇い、蘇ることを拒否しそのまま安らかに眠る

...七海さんから聞かされたことは、マフィアの資料には乗っていなかった。仮にそうなのだとしたら...私のこの異能力は、もしかしたら...

七海「まっ、そんな暗いこと考えてても仕方ないよね。紅葉さんの着物着てみなって!」





塾の頃の...着物

私がまだ塾の先生だった頃、毎日この着物を着ていた。だけど今は、七海さんから支給された着物を着ている

今日だけなら...いいですよね

「すみません、遅れました」

松陽「ああ、大丈夫...」

...じゃないです。あの可憐さは死にます...七海さん仕掛けましたね...!?でもありがとうございます!!!

「七海さんが...違和感のないよう、私のサイズに仕上げてくれたんです。その...変じゃないですよ...ね?」

松陽「き...綺麗です!ものすごく...誰よりも綺麗です!」

「...あり、がとう。」

昨夜と同じだ。多分...また真っ赤になってる。でもこれじゃあ何も話せない

私は彼女の手を掴む

松陽「い...行きましょう」

「...うんっ」

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設定タグ:銀魂 , 唐突のキャラ崩壊   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:琲世 | 作成日時:2018年6月17日 19時

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