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「...藍輝...改めて初めまして、だね。あなたのお母さんよ」

小さな手が私の指を握る。この子も私と同じ時期に退院できるだろうと聞き、安堵しているところだった。

「なんて可愛らしいのだろう...なんだか、目元が日和にそっくりだね...」

日和「A!遅れてごめんね...!」

「ふふっ。みんなの中ではあなたが一番だよ」

日和「藍輝...もしかして僕似だったりするかな。」

「うん。目元がそっくりだからね」

藍輝は日和の指も握る。この子が見せる笑顔が、今の私の救いだ。痛みを我慢して、ようやくこの子に出会えた。この子の笑顔が見れてすごく幸せだ

日和「初めまして...僕が君の父親、日和だね。藍輝」



瀬名「藍輝がすっごく可愛かったんだって!絶対ともくんみたいに可愛く育つよ!」

月永「藍輝って男の子だろ?日和似になると思うぞ。」

瀬名「どちらにしろ大人になった姿が楽しみだよ...ああ、ゆうくんの小さい頃の写真も見たくなってきた!ゆうくん!赤ちゃんの頃の写真を見せて!?」

遊木「絶対に嫌です〜!」

朱桜「...昨日盗聴までしといて、本当に懲りない人ですね...」

英智「通常運転だね。でもあの頃と同じままで、すごく嬉しい僕がいるんだ。...僕だけ...なのかな?」

凛月「ふああ...俺も同じだよ。兄者は相変わらずしつこいし、煩い人は本当に煩い。それが楽しいんだ...♪」

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作者名:琲世 | 作成日時:2019年12月7日 5時

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