11話 ページ12
「そういや昨日の肉まん集団も烏野って言ってたな」
任務内容は呪物の確認と回収、そして呪霊を見つけ次第祓っていくというものだ
他の生徒たちはまだ授業を受けており面倒事を避けたいAは早く任務を終わらせ帰りたいのである
「えーと、呪物の場所は…中庭の木の下？置いたやつ馬鹿じゃねぇの？」
中庭に行ってみると確かにそこには木が
「もしかしてこれって掘らなきゃいけない感じ？手汚れるの嫌なんだけど」
ｷｰﾝｺｰﾝｶｰｺｰﾝ
顔を顰めていると授業終了を伝えるチャイムが鳴り響いた
「やば、人来るじゃん」
覚悟を決め土に手をかけようとすると
日向「何してんだ？」
声をかけられた
「あんた誰？」
日向「日向翔陽！覚えてない？！昨日俺に肉まん譲ってくれたじゃねぇか！！」
「嘘だわ、覚えてるっつーの昨日ぶりじゃん日向」
私が日向の名前を呼ぶと目をキラキラさせていた
「てかなんで日向がここにいんの？さっき授業終わったばっかじゃん」
日向「教室からAの姿が見えたから走ってきた！Aはこんなところで何してんだ？」
「この木の下に大事なものが埋まってて掘り出すところだった」
日向「大事なもの？」
日向が首を傾げていると後ろから怒鳴り声が聞こえてきた
影山「おい日向ボケェ！！」
日向「あ、影山」
影山「お前昼休みは練習するって話だったじゃねぇかよ！」
日向「そうだった！！」
影山？は私を見た瞬間「ｳｯｽ」と会釈をしてきた
「影山？だっけ、日向借りてたわ」
影山「いや、全然大丈夫っす」
なんでこいつ私に対して敬語なんだよ
日向「あっ！俺と影山がAの大事なもの掘り起こしてやるよ！」
「ガチ？まじ助かるわ」
影山「大事なもの？」
日向「Aの大事なものがこの下に埋まってるんだってさ」
影山「なるほどな、掘り起こすぞ」
日向と影山は無言で掘り起こし始めた
男子高校生2名が中庭の木の下で土掘ってるってちょっとおもしろいなと考えているとあっという間に呪物を取り出していた
日向「これか？」
日向の手には呪物の入った木箱が
「そうそれ〜、中身確認するから貸して」
日向から木箱を受け取り中身を確認するとそこには小さな藁人形が
「うん、確認完了」
日向「中身は何だったんだ？」
「秘密」
日向はブーブー言っていたがそれを影山が止めてカオスになっていた
「二人共ありがと」
それだけ言って烏野を出た
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おこげ - 更新お願いします、更新して欲しいに清き一票を( ^ω^ ) (3月30日 12時) (
レス) @page18 id: 75e241bf32 (このIDを非表示/違反報告)
みよ - めっさおもろいです (1月26日 20時) (レス) @page18 id: 75e241bf32 (このIDを非表示/違反報告)
いちご(プロフ) - めっちゃ先が気になります！！更新を再開する予定はありますか？楽しみに待ってます^_^ (2023年1月25日 12時) (レス) @page18 id: a2b06cd108 (このIDを非表示/違反報告)
パサパサお粥 - メチャッメチャ面白いです！設定とかもすごく好きです！更新頑張ってください！応援してます！ (2022年12月12日 8時) (レス) id: f02180fffd (このIDを非表示/違反報告)
乙女。 - めっっちゃめちゃ面白い...!!続き読むの楽しみにしてます！更新頑張ってくださいっ！ (2022年11月7日 23時) (レス) @page17 id: d180b1d947 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：莉音 | 作成日時：2022年10月10日 23時
