【黒曜編】ｱﾋﾞｽｶﾞﾝﾅｰ、護衛になります【REBORN】 (ページ9)

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第９話並盛中学校ページ9

その後リボーンのあとをついて行き、何とか並盛中学校の近くまでたどり着いた。

ﾘﾎﾞｰﾝ｢ここが並盛町だぞ。もう少し行ったところにお目当ての並盛中があるんだぞ｣

貴｢･･･へぇ･･･ここがそうなんだ。“並盛(なみもり)”ってだけあって家とか商店街とかも並なんだね｣

私の肩に乗り楽をしているリボーンをよそ目に、当たりをキョロキョロしながら、並盛に対するイメージを口にして歩いていると、近くに中学校が見えてきた。

ﾘﾎﾞｰﾝ｢ここだぞ｣

ピョン、と私の方から校門の石のところに飛び乗るリボーン。

ﾘﾎﾞｰﾝ｢あそこから中に入れるぞ。あとの事はその辺にいる教員にでも聞け｣

貴｢わかった。道案内ありがとう、リボーン｣

ﾘﾎﾞｰﾝ｢ま、とは言ってもほとんどの手続きは俺が済ませたからな。あとは制服の採寸と学力テスト位だがな｣

貴｢え──･･････！？｣

驚いた──ふたつの意味で。

１つは、既にリボーンが手続きを済ませていてくれたこと。

そしてもう１つは──学力テストがあること。

まさか初っ端からテストされるとは思ってなかったから全く何もしてないんだけど･･･。

ﾘﾎﾞｰﾝ｢ま、学力テストと言っても形式上のもんだ。出来なくても転校できねーわけじゃねぇから、そんなに気にすんな｣

私の考えてる事がわかったのか、それとも不安そうな表情をしていたからなのか･･･リボーンがポンポン、と肩に手を置く。

気にすんな、って言ってもな･･･。