第４６話 “リジェクト” ページ46
ツナ｢こここ、このくらい〜〜〜！！｣
そう言ってナイフを振り下ろす沢田。
貴｢──“リジェクト”｣
私は、目を閉じたまま小さくそう唱え、彼がナイフが刺さるであろう場所に透明な結界を張った。
ツナ｢！｣
『“ギギィィッ”』
沢田のナイフが私の結界に当たりかけた時、モニターに映った殺し屋の１人が倒れていた。
そこに居たのは──
ｼｬﾏﾙ｢ハーイ京子ちゃん。助けに来ちゃったよ。おじさん、カワイコちゃんのためなら次の日の筋肉痛もいとわないぜ｣
──Dr.シャマルだ。
そういえば、うちの学校の保健医だったような･･･。
ﾊﾞｰｽﾞ｢まぁ皆さん落ち着いてください。こっちにはもう１人居るんですからね｣
バーズのその一言で、
でも、それはすぐに解消された──･･･。
なぜなら──
もう１人の子の方にも、助っ人が来ていたのだから。
──誰かは、分からないけど。
??『“言われた通り、ハルさんを見張ってて良かった”』
ｼｬﾏﾙ｢奴の
モニターに移った彼らの発言で、誰なのかが想像がついた。
──リボーンか･･･。
ﾘﾎﾞｰﾝ｢ゴホン。良かったな、困った時に助けてくれる、
そう言って、沢田を蹴るリボーン･･･その拍子に、沢田はバーズを殴りつけた。
にしても──アイツ、勢いよく飛んだな･･･。
あの後、バーズはブチ切れて双子の殺し屋に女の子達を殺すよう指示をするけど、その場にいた人達に殺し屋２人はいとも簡単に倒され、それを見て逃げ出そうとしたバーズは獄寺の蹴りで気を失ったようだ。
獄寺｢げ･･･１発でのしちまった｣
山本｢命令する本人は大したことねーのな･･･｣
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作者名：朔怜ｰｻｸﾚｰ | 作成日時：2021年11月4日 21時
