【黒曜編】ｱﾋﾞｽｶﾞﾝﾅｰ、護衛になります【REBORN】 (ページ36)

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第３６話滑り込みセーフページ36

山本｢結局学校半日で終わってさ、通りかかったら並中生がケンカしてるっつーだろ？獄寺かと思ってよ｣

ツナ｢そーだ！獄寺君が！！｣

山本｢あぁ、わかってる･･･こいつぁ･･･おだやかじゃねーな｣

ピリッ──･･･。

いつもの山本からは想像がつかないほど、怒りに満ちた表情──･･･。

だけど、いくら雰囲気を変えたからってヒットマンを相手にするのは──･･･。

??｢邪魔だ｣

そう言って、山本に向かって放たれたヨーヨーは山本が背にしていたバットによって真っ二つになった。

──いや、正確には、元々はバットだったが振り下ろしている最中に刀に変わり、その刃でヨーヨーを切った、だろうか。

でも、その攻撃以来白い帽子の男子が攻撃してくることはなかった。

市民が警官を連れてこちらに来ている様子を見て脚を引きずりながらその場を後にしたからだ。

ツナ｢はっ、獄寺君大丈夫！？｣

山本｢しっかりしろ！獄寺！？｣

倒れた獄寺を揺すり起こそうとする山本と沢田。

だけど、獄寺は倒れたまま動けず──･･･。

──私は、その姿を見て、これまでにないほど彼に幻滅した。

──今すぐ帰ろう、イタリアに。