【黒曜編】ｱﾋﾞｽｶﾞﾝﾅｰ、護衛になります【REBORN】 (ページ19)

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第１９話殺気ページ19

ガラガラ･･･と音を立てて扉を開けると、一気に視線が集まるのがわかった。

──少し殺気混じりな視線もあるな。

そう思ったけど、あえて気付かないふりをして先生の近くまで行き、正面を向いた。

そこには、興味津々な目でこちらを見ているクラスメイト──と、それに交じってガン飛ばしてくる銀髪の男。

殺気混じりの視線はコイツの仕業か･･･。

そして、昨日会った私の護衛対象であり１０代目候補、沢田綱吉──。

リボーンから同じクラスになるだろうから、とは言われてたけど、ホントに同じとは思わなかった。

まぁ、すぐに見極められるからありがたいけど。

貴｢神影 Aです。よろしく｣

先生｢彼女は重度の記憶喪失をしていたらしい。少しずつは戻ってきてはいるらしいがまだ不安定らしい。その分、わからないことも多いそうだ。困っているようなことがあれば助けてやってくれ｣

簡単に自己紹介をした後、恐らくリボーンから吹き込まれたであろう記憶喪失情報を先生が私の代わりにみんなに伝える。

まぁ、それは言わなくても良かったんだけどな･･･それ嘘情報だし･･･。

そんなことを思いながら先生に言われた自分の席へと向かった。