【シモン編】ｱﾋﾞｽｶﾞﾝﾅｰ、守護者になります１１【REBORN】 (ページ48)

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第５９８話敗者の定義ページ48

それを話した途端、復讐者(ヴィンディチェ)は姿を消していく。

ツナ｢復讐者(ヴィンディチェ)が消えてゆく！！｣

どういう原理で消えてるのか分からないけど、みんなにも消えているように見えるようだ。

復讐者｢我々は戦いを審判する者ではない。掟を執行し罰を与える者。敗者の現れるその時を待つ｣

ｱｰﾃﾞﾙ｢待て！！敗者とはいかなる者だ！！｣

姿がおぼろげになっていく復讐者(ヴィンディチェ)に、アーデルハイトが問う。

復讐者｢戦いで懸(か)けるべきは誇り。敗者とは誇りを砕かれた者だ｣

アーデルハイトの問いに答えたあと、復讐者(ヴィンディチェ)は姿を完全に消した。

お化け！！とランボが驚いている。

ツナ｢誇りって一体･･･｣

消えた復讐者(ヴィンディチェ)の姿があった場所を見つめながら、沢田がポツリと呟く。

誇り･･･か。

漠然としていてよく分からないものだよな。

ﾘﾎﾞｰﾝ｢マフィアとしての誇りと考えるのが自然だな｣

ツナ｢でもオレはマフィアじゃない！！マフィアの誇りなんてないよ！！｣

炎真｢まだそんな調子のいいこと言ってるの？君は汚れたマフィアのボスじゃないか｣

困り果てた沢田の言葉を、強い言葉でねじ伏せる炎真。

今更何を言ったところで、沢田はボンゴレの１０代目だ。

それは変わらない。