【シモン編】ｱﾋﾞｽｶﾞﾝﾅｰ、守護者になります１１【REBORN】 (ページ46)

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第５９６話復讐者ページ46

その後、無事に岸までたどり着いてボートを流されないように固定する。

海岸から歩いていくと階段のようなものがあり、建物などが見えてきた。

その時──

炎真｢思ったより早かったね。待ってたよ、ツナ君｣

頭上から声が聞こえてきて顔を上げると、そこにはシモンファミリーが勢揃いしていた。

そこにクロームの姿はないみたいだ。

炎真｢君達だけで来たのは正解だと思うよ。大勢で来ればボンゴレ側のおびただしい数の死体が積み上げられることになっただろうからね｣

額から炎を灯している炎真が淡々と言葉を並べる。

クロームの無事を確認すると、加藤ジュリーのベットでおねんね中と返事が返ってきた。

だけど･･･なんだろ･･･妙な気配がするような･･･。

ﾘﾎﾞｰﾝ｢ん！？おい･･･まて･･･なぜ奴らまでいる。あの不吉な連中をこの島に呼び入れたのはお前達か｣

不吉な･･･連中？

そう思っていると私たちから少し離れた崖の上に黒ずくめで顔を包帯でおおった人達が姿を現した。

あれって･･･。

ツナ｢復讐者(ヴィンディチェ)！！｣

･･･ヴィンディチェ･･･って、六道が捕まったっていう、あの･･･？

ｱｰﾃﾞﾙ｢貴様らを聖地に招いた覚えはないぞ！！滅びゆくボンゴレに同情でもしたか！！｣

復讐者｢否、我々は復讐(ふくしゅう)するもの･･･憎しみ以外の感情は持ち合わせていない。ここへ来たのは、ボンゴレI世(プリーモ)たるジョットとシモン・コザァートとの約束を果たすため｣

ツナ｢I世(プリーモ)と初代シモンの約束！！｣

約束･･･？

そんなもののために、わざわざ復讐者(ヴィンディチェ)がなんで･･･？