【シモン編】ｱﾋﾞｽｶﾞﾝﾅｰ、守護者になります１１【REBORN】 (ページ18)

今日:19 hit、昨日:36 hit、合計:3,286 hit

第５６８話でりととページ18

獄寺｢で･･･リボーンさん、どんな手がかりがあったんすか？｣

シモンファミリーが退散したあと、リボーンに話をするよう促す獄寺。

いくらすぐに犯人が見つからないと言っても、貴重な手がかりはぜかひでも欲しい状況だからな。

ﾘﾎﾞｰﾝ｢山本は意識を失う間際、血でメッセージを残してたんだ｣

貴｢──でも、そんなの犯人が残しとくとは思えないけど｣

ﾘﾎﾞｰﾝ｢あぁ、Aの言う通りだぞ。大部分が消されていた･･･恐らく犯人の正体の核心をつく部分だったのだろう。何者かが証拠を隠滅したらしい｣

苦虫を噛み潰したような感覚に襲われ、顔をしかめる。

やっぱり残しとかないよね･･･決定的な証拠なんて･･･。

ﾘﾎﾞｰﾝ｢しかし、その横に小さくひらがなでかかれた“でりとと”って文字が確認できた｣

了平｢でり･･･とと？｣

でりとと･･･謎が多い文字だな。

貴｢そのでりととってなんの言葉？聞いたことないけど･･･｣

ﾘﾎﾞｰﾝ｢ワケわかんねーだろ？消したやつもその訳わかんねー文字はみのがしちまったんだな。オレも最初は分からなかったがローマ字にしてみるとdelitto(デリット)となる。これはイタリア語で“罪”という単語だ｣

リボーンの言葉でハッとした。

確かに、“delitto(デリット)”をそのまま読めば“でりとと”になるな。