【ヒプマイ】捧げる夢（短編集）

神宮寺寂雷　HAPPYBIRTHDAY！※夢主目線 ページ16

※両想いですが、最初お互い気付いてません。

本日は私の好きな人の誕生日です。
でも、1つ問題が・・・何をあげたら喜んでもらえるかわからない！

『どうしたものか・・』

とりあえず、先生がいる病院へ。
あ、ちなみに私は先生の患者(クランケ)の一人です。

「こんにちは、今日はどうしましたか？」

『まず先に・・先生！お誕生日おめでとうございます！』

「ふふ、ありがとう。お祝いしてもらえるのは嬉しいね」

癒しです

『誕生日プレゼント何が欲しいですか？何をあげたら喜んでもらえるかわからなくて・・・』

「気を使ってくれてありがとう。そうだね・・・じゃあ、1つお願い事していいかい？」

先生から言われたお願いは意外なもので、私は家に帰ってからタンスを漁った

次の日、私は待ち合わせ場所に向かった。
今日の服可愛いって思ってもらえるかな？わくわくしながら向かうと、そこには普段白衣を着た姿しか見たことのない私服の想い人がいた。

『先生、お待たせしました！遅れてすみません・・』

「いや、私が浮かれて早めに来てしまっただけだから平気さ」

浮かれてって・・・期待してしまう

『そ、それならよかったです。えっと、先生はどこか行きたい場所ありますか？』

「特に決めていないから、君が決めてくれるかい？」

『では・・・適当に歩いて、気になるお店があったら入りませんか？』

「そうだね、そうしようか」

にしても、ほんと先生って身長高いなー
身長もだけど、有名な人ってこともあって周りの女性たちみんな先生見てる・・・
なんか隣に並んでるの申し訳なくなってきた...

不安で顔を少し下に向けると、

「どうかしたのかい？体調悪くなったのかい？」

心配した先生が顔を覗き込んできた。
迷惑かけちゃダメ・・・

『大丈夫ですよ！やっぱり先生かっこいいーなーって思っただけですよ！』

私が笑顔でそういうと、先生は周りを見たあと..

「私は目の前の女性からの｟かっこいい｠という一言に舞い上がってしまうほど、単純な男さ。
今だって、好きな子を笑顔にさせる方法を考えるので頭いっぱいなんだよ？」

・・・今、なんて言われた？
好き？誰が誰を？
私が先生の顔を見ると、恥ずかしそうにしてる先生の顔が・・・

『わ、私も先生が好きです！』

「ほんとかい？嬉しいよ」

その後、恥ずかしさで頬を染めながら、手を繋いでデートへ向かったのである。

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先生HappyBirthday！

ケモ耳＆尻尾が生えてたから可愛いと言ってみた　※リクエスト作品→←一緒に初詣行ってみた〔FP〕〔麻〕

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