46話 ページ47
ｶﾞﾗｶﾞﾗ
A)「よいしょっと...」
瀬名)「ゆうく〜ん？」
うん。やっぱ探してる
瀬名)「あ、アンタ ゆうくん知らない？」
おーし引っかかった。ごめんなさい瀬名さん
A)「遊木さんですよね？もう帰りましたよ
僕さっき送ったんで」
靴箱の方へ向かいながら話を続ける
瀬名)「ふ〜ん...そう
.....そういやここで毎日ピアノ弾いてるのアンタ？」
A)「え？はい、そうです」
ゆうくんが居ないなら帰るってすぐどっか行きそうだったのに
僕が話しかけられるなんて意外だ
瀬名)「最近はまぁ、マシになってるんじゃない？
音もそこそことれてるし」
A)「ほんとですか！ありがとうございます
この前アドバイスくれたのも確か瀬名さん...？ですよね！？」
瀬名)「はぁ？何でそんな事知ってんの」
僕が凛月くんの名前を出すと、くまくんがどうちゃこうちゃら〜って。
仲良いんだな〜渾名で呼び合うくらいだし
瀬名)「それよりアンタ名前は？
そっちが知ってるのに俺だけ知らないとかありえないんだけどぉ？」
A)「あ、すみません！僕Aっていいます」
ちょっとトゲトゲした言い回しに聞こえちゃうけど普通にいい人だぞ？瀬名さん。
遊木さんそんなに嫌いなのかな？瀬名さんのこと...
瀬名)「ちょっとぉ、口に出てるよ」
A)「わ、すみません...！
...でも何で遊木さん瀬名さんの事お兄ちゃんって呼ぶの嫌なんだろ...？
兄貴みたいな人がいるってすげー羨ましいけどなー」
母さんと姉さんを中心に作られた僕はどんだけ兄貴という存在に憧れたことか
贅沢な悩みだぞ〜。遊木さんめ
瀬名)「昔は呼んでくれたんだけどねぇ...
.......別に呼びたいなら呼んでいいけど.....お兄ちゃんって」
妙な間の後ボソッと呟く瀬名さん。
僕の耳にはきちんと届いてますからね。ええ
A)「え！いいんですか！？僕ほんとに呼んじゃいますよ？
お兄ちゃん.....瀬名お兄ちゃん...瀬名兄！！(せなにい)
瀬名兄って呼んでもいいですか？」
瀬名)「別にぃ...何でもいいけど」
おー！あんねーっていう響きは慣れてるけど瀬名兄はちょっと新鮮
A)「ありがとうございますー！
あの良ければまた音楽室来てください
もうあんまり時間無いんですけど、最後の追い上げ、アドバイスもらえたらなーなんて」
瀬名)「まぁ、時間があればね」
A)「はーい！」
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りお(プロフ) - ゆっきーさん» すべて変換できるように訂正してみました。教えて頂きありがとうございます<(_ _*)> (2017年5月28日 9時) (
レス) id: 046f14f024 (このIDを非表示/違反報告)
りお(プロフ) - ちゃんほさん» いえいえ！すべて訂正してみました。教えて頂きありがとうございますo(_ _)o (2017年5月28日 9時) (レス) id: 046f14f024 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっきー - 変換できていないですよ (2017年5月28日 8時) (レス) id: 2f4621029f (このIDを非表示/違反報告)
ちゃんほ(プロフ) - いきなりですいません...(名前)にしないと名前変換出来ないですよ^^* (2017年5月28日 8時) (レス) id: 236b6fab93 (このIDを非表示/違反報告)
りお(プロフ) - 神崎ユエさん» あ、本当ですね！ありがとうございます<(_ _)> (2017年3月27日 11時) (レス) id: 046f14f024 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りお | 作成日時：2016年8月9日 14時
