15話 ページ16
僕は絆創膏が貼られた手をさすりながら放課後のアイドル科に向かう。
A)「(ピアノ弾くのにこんな手じゃなぁ...くそ〜)」
ガラガラガラと扉を開いてイスに座る。
今日は創くんのユニットのライブがあるからいつもより早く終わらせないとな。
紅 っていうユニットも Ra*bits の前にあるらしいけど...見たい...けど...
けど僕の優先順位はピアノだ。今回は我慢使用
...くっ...
昨日弾いたところをくり返し演奏する。
うん、昨日気づいたところを調整してだいぶよくなった。絆創膏の数だけ強くなるってか、この
なんてことしてたら時間がきてて僕は慌てて音楽室を出る。
ここだな、、、ん？ってええ！？僕が到着した途端ドアから大勢の人が出てきた。もしかして時間間違えた！？うわーやっちまったと思いながら創くんのくれた紙を見直す。
いや？でも縦横上下向きを変えても時間はちょうどだ。
中に入るとあんねーともう1人オレンジ髪の人が前で座ってるだけで、他は誰1人いない。
おろおろしてるとRa*bitsのメンバーらしき人と創くんがステージに出てきた。
創くんは僕に気づくと頬を赤くしてニコッと笑ってくれた。
Ra*bitsのメンバーはひとりひとりとても上手だった。
たくさん練習したんだと思う。
ライブか終わるとあんねーともう1人の人が拍手をしている。
僕は呆然としてその光景を見ていた、なぜか、なんだか分かんないけど目が熱くなってきた。
アイドルはみんなキラキラしていて、たくさんの人に見てもらえるものだと思っていた。
現に 紅 のライブはたくさんの人に見られたのだろう。
紅 のライブには劣るのかも知れないけれど Ra*bits ライブは凄かった。凄かった...のに...
紫之)「ひっ...うう...」
創くんの泣き声で僕は現実に戻ってきた。
みんなすっごい悔しそうだ。
今あんねーと作ってる衣装、tricksterの衣装。
あれも誰にも見られないままなくなってしまうのだろうか。
毎日毎日苦労して作ってるのに。
Ra*bitsのメンバーがステージを去ってくのと同時に僕はステージ裏へと走って行く。
ほんとは入っちゃ行けないんだろうけどそんなの無視して走る。
そして勢いよくドアを開けて創くんの方に行く
仁兎)「ふにゃ！？お、おまえだれだりょ！？ここに入ってきちゃいけないんだりょ！？」
僕はその言葉を遮るようにして創くんに言った
A)「ライブすんごかったよ！！！僕凄い感動した！！歌もダンスも上手だった！！また呼んで！！僕絶対行くから！！」
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りお(プロフ) - ゆっきーさん» すべて変換できるように訂正してみました。教えて頂きありがとうございます<(_ _*)> (2017年5月28日 9時) (
レス) id: 046f14f024 (このIDを非表示/違反報告)
りお(プロフ) - ちゃんほさん» いえいえ！すべて訂正してみました。教えて頂きありがとうございますo(_ _)o (2017年5月28日 9時) (レス) id: 046f14f024 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっきー - 変換できていないですよ (2017年5月28日 8時) (レス) id: 2f4621029f (このIDを非表示/違反報告)
ちゃんほ(プロフ) - いきなりですいません...(名前)にしないと名前変換出来ないですよ^^* (2017年5月28日 8時) (レス) id: 236b6fab93 (このIDを非表示/違反報告)
りお(プロフ) - 神崎ユエさん» あ、本当ですね！ありがとうございます<(_ _)> (2017年3月27日 11時) (レス) id: 046f14f024 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りお | 作成日時：2016年8月9日 14時
